クセが強い!墓じまい八王子編

先週、去年の夏頃に依頼をお引き受けした八王子の某寺院の墓じまいが完了。

去年の9月頃、墓じまいをしたいので会ってお話しがしたいと何度かメールで連絡があり、うかがった八王子の住所へ訪問…

聴覚障害のある依頼者様。
ある程度は問題なく会話はでき、そこで娘さんの意見が書かれた用紙を渡されました。
そこには「人を蔑む住職に1円たりとも払いたくない。墓地ナビという会社に離檀と墓じまいの相談をして…」そう書かれており、離檀と墓所撤去を正式にお引き受けすることとなりました。

まず寺院へ電話連絡。

コロナの影響もあるので、3回忌の法要は執り行わず、墓じまいをするという依頼者様の意向を伝えると、「コロナで仕事がないだから!!法事をやってくれないと困る!!お寺の立場も考えろ!!」と叱責。

事前に、住職の人柄を聞き込み調査しており、一癖ある住職である情報は得ていたので
すぐ弁護士へバトンタッチ。
結果的に墓所撤去作業までスムーズに進めることができました。

墓所撤去当日…何箇所か墓石に張り紙がされているのを発見…「住職クセが強い」
これだから御檀家さんが離れていくのだと…
そう思ってしまうのでございます。

お寺へのお布施は「志」

毎日のようにお寺を辞めて墓じまいがしたいとご相談を受けます。

本日あったご相談…女性。
秦野市の寺院Aと寺院Bとのお付き合いがある…

子供達の代では、お墓参りが一箇所で済むように秦野市のもえぎの里という民間霊園を大手仏壇店にて購入。ご遺骨の引越し先を確保。

寺院Aにて撥遣供養を行い事前に聞いていた3万円のお布施を支払い、寺院Aの改葬と墓じまいは終了。

続いて寺院Bは、事前に相談すると10万円と言われた…
「寺院Aに比べ寺院Bは高いのは何故?!」との事。
その10万円を断っても墓じまいをやってもらえるか?というご相談でした。

お寺への布施は基本的に、「施し」なので「施されたら施し返す」が基本です。
施しを受けてないと感じるならば、お金を包むのは自由。

お布施は「払うも親切」「払わぬも親切」…
お寺もサービス業であるという自覚が必要だと思うところでございます。

青山霊園で墓じまい

本日は、羽村市の寺院と東京都の青山霊園に参りました。
当初から頼んでいた石材店から急遽変更。
当社へご依頼いただくことになると思われる案件。
理由は費用面だと思われます。

当社にて10月に別件の墓じまいが青山霊園内で予定されているので、それに合わすことを条件にお見積もり。「お願いすることになる」とのご返事を頂きました。

都営霊園で、仮に6㎡の墓所なら、1日に3〜4区画は更地化することができます。
「スピード」と「丁寧」…そして「敬意」をもって取り組んでおります。
「敬意」とはだだお墓を壊すのではなく、埋葬されている方々の気持ちになることです。

カロート(納骨室)に水が溜まり、骨壺が倒れてご遺骨が散らばっていることなどがあります。また、最初から壺を空けて埋葬されるケースなどもあります。

泥に塗れていようとご遺骨をしっかりと収骨致します。
ご依頼者は見ていなくても「仏」は見ております。

ご遺骨は専用のシンク内にて水で洗い。泥は下水に流さず時間をかけて水と分離させ、
沈殿した泥は、海へお還します。
それが当社の「敬意」でございます。

青山霊園で墓じまい

株式会社墓地ナビさんの投稿 2020年8月17日月曜日

出船中止が続きます…

例年、梅雨時期の海は穏やかなのですが…中止が続いております。
その間に墓じまいのお見積もりで多磨霊園へ…

7月は都営霊園の施設変更制度の受付が始まるため
墓じまいの見積もり依頼も多く、連日霊園へ現調に行っております。
都営霊園の「施設変更制度」とは、一般区画の墓地使用権を東京都へ返還し、共同埋葬施設へ遺骨を改葬することを「施設変更」と言います。

綺麗で管理が不要な共同墓地(共同埋葬施設)に無料で移れるのですが、墓地を自費で更地化しなくてはなりません。

当社は、墓石販売も行っているため墓地の解体、墓じまいも得意な分野でございます。
お気軽にご相談ください。

お墓は、人にとって「誓いを立てる」場所であったり「感謝の心」や「反省の心」「信じる心」などを顕す場所。

心に余裕がなかったり、見える物しか信じられなくなると、墓参に行かなくなり、お墓が荒れてしまう気がします。

しかし、大事なのは「お墓」ではなく「心」…
昨今では、自宅供養や海洋散骨などの葬送も広く認知されてきました。

無理なく自分自身が「真心」でいられる葬送や信仰をお探しください。

出船中止が続きます…

株式会社墓地ナビさんの投稿 2020年7月6日月曜日

荒川区 ○○寺で墓じまい

荒川区の○○寺…
お墓に埋葬された遺骨を出すのに、一柱あたり30万円を請求する寺院から
お墓を撤去するご依頼。遺骨が4柱埋葬してあったので120万円…
墓石撤去費用はもちろん別です。
この時勢で躊躇なくすぐ出せる費用ではない。

依頼者承諾の上、遺骨をお墓から取り出したのですが、
遺骨が盗まれたとお寺が110番。警察から当社へ出頭されたしと連絡があり、
荒川警察の刑事課で、委任状などを提出。刑事さんに事情を説明。
「寺院の管理権は犯している。ただ正当性があり事件性もない」という警察の見解。

その後、寺院へ連絡の上、住職に撤去工事の承諾を得たものの当日拒否…
事前連絡で、朝9時に伺うと伝え、当日到着したのは9時15分頃…
15分遅れたのが気に入らなかった?…
ではなく最初からそのつもりだったのだと思われます。
一旦撤収。世田谷の寺院の墓所撤去へ…

拒否されたあと、午後に行った世田谷の寺院にて
「住職にこんな事があった」と話すと、うちは1柱出すにの30万もの大金を頂いたことないからよく分からない…とのこと。
世田谷の寺院は、基本的に協定している石材店は1社あるが使うかどうかは、強制ではないとのこと…本来そうあるべきなのです。

荒川区の○○寺で撤去工事当日、坊守(住職の妻)から受け取らなかった書面が後日、6月30日撤去工事当日の日付でファックスされてきました。
とても当日中には準備できない内容が記されており、最初から拒否するつもであったことを確信いたしました。

一般人とは違い、模範的な立場でなくてはならない住職が、平気で人を欺く…
そんな寺院でございました。

撤去工事の日に、坊守(住職の妻)から
「人から求められたら何しても良いのか?」
その回答をここでしたい…

「良いことなら何をしても良い…」
良心がそう叫んでいるところでございます。

荒川区 観音寺で墓じまい

株式会社墓地ナビさんの投稿 2020年6月29日月曜日

連日、墓じまい

連日、お見積もりと共同墓地の撤去作業。
管理者が一般の方だったり、または不在だったりで
寺院と違って気を使うこともなく、そして公営霊園のようにとくに面倒な工事手続きも必要なく、
一番作業のし易いケース。

最近は、10年程度しか使用してない墓所も依頼の対象となってきました。
新しいため、お墓の土台となる基礎にしっかりと鉄筋が組まれており、ハツリ作業に時間を要します。

…当社の墓じまいは寺院関連のご相談が相変わらず多く、
先日も新宿区の某寺院で、1柱(父親)の遺骨しか埋葬されてないお墓から
ご遺骨を出して、お寺を離檀するのに200万。
そのお寺で永代供養はしないので、墓地を還すだけ…
200万もかかるものか?妥当か?と、ご相談がありました。
ちなみに…新宿区の喜久井町の寺院。
お寺の言い分は聞いておりませんが、一般的な感覚であれば要求は不当でないでしょうか。

ご相談者様のお話を聞き、こちらの役割や受注後の流れをお話しした上で、
当社の実績を評価して頂きました。
現調後、受注となる予定です。

墓じまいのお見積もりと散骨の準備

墓じまいのお見積もりで八柱霊園へ…
門前の石材店の置き場…こんなに積んであったか?と停車。

以前、女性の方から寺墓地の墓じまいに関するお問い合わせがあり、「お墓があると気掛かりで何処へも行けない」とおっしゃっていました。
住みたい場所に行けないということです。
しかも、寺院「まだ墓守出来るでしょう」に強要されたそうで、憤慨している様子でした。
お墓は決して全否定はしませんが、不要となった墓石を見ると重石にしか見えなくなります。

霊園から生花店へ…花の仕入れをし事務所で水切り作業。
続けて砕骨作業をし、ネックレスにご遺骨を入れ作業完了。
「本当に入ってる?」ご家族様も疑いたくはないと思うのですが、どこかでそう思うかもしれませんので報告の証拠写真…
明日、4月4日お渡しします。

墓じまい。お寺からお骨出し

お寺の住職に、「お金は後でいいから…法要はしなさい。お布施を忘れたら督促状を出しますから…」そうお寺から言われた依頼者様。
ご家族の意見は全員一致で「お寺を辞めたい」意向。
他にも、女系ということもあり、先々墓じまいが必要だという理由もあったようです。

ご相談を受けたのは、去年の8月頃だったと思います。ご相談後、すぐに岩槻区の寺院墓所の下見…

墓域への出入り箇所が一箇所しかなく、鉄の扉が付いている。
最悪、撤去を強行した場合、中断してしまう可能性も高く、解体は困難を極めるので、
今回、はじめて弁護士に動いてもらうことに…

数ヶ月後、弁護士の成果は20万の離檀料と税込52万の工事代金でどうかと…
こちらが納得いく成果をあげられず、最終的に弁護士との契約は破棄…

そして当社が寺院に働きかけ離檀料0円。解体工事は当社が行い税込41万円と
いう結果となりました。

差額は31万円。こんな時代に31万円は大きいのでございます。
亡くなった方を弔う…非常に大事なことです。しかし、遺族が笑顔で日々を過ごすことはもっともっと大事なのです。それが故人やご先祖様が望む事だからでございます。

そして翌日は、文京区の「善仁寺」で墓じまいです。
今年の1月に隣の寺院の墓じまいをしたばかりでしたので驚きました…
…ここ最近スタッフ日誌の更新頻度が減ってしまっておりますが、
ご家族様のご依頼を最優先しておりますので、ご安心してお問い合わせくださいませ。

全て散骨できない?

一部の民間霊園や、一部の寺院は、「散骨をしたい」「お墓を還すことになるかもしれない」という方に対し、「法律で遺骨は一部しか撒いてはいけない」「お寺に喧嘩を売っているのか!」などと暴言や偽りを語っているようです。
ここ最近のご相談内容でございます。
増々、自身の首を締め付け…そして宗教すなわち仏の教えは増々力を失いオシャカになる。使い物にならなくなるという事です。施しの心を忘れないで頂きたい…
真実を確かめ、変化する時代に適応することを躊躇わないで頂きたいのでございます…

…墓じまいのお見積もりで横浜市営三ツ沢墓地、川崎市営緑ヶ丘霊園、そして港区の某寺院へとの駆けずり回り、茅ヶ崎市の葬儀社、小清水商会様へご遺骨のお引取りでご訪問。
ご紹介頂きました世田谷在住のご家族様からの相談で、実家のお父様がご入居されていたホーム(施設)で残置物のご相談を受け、当社の営業所から近いこともあったので、無償で対応させて頂きました。乗用車一台分の品々をリサイクルショップや古紙業者(古布も扱っているので資源で無償で引き取ってくれます。)へ持ち込み1時間程度で終了。
こういった施しは「功徳」となり必ず返ってくると信じております…

墓じまいと人生の頂き…

埼玉県、上里町の某寺院と
東京都の小平霊園で墓じまい。

先日、小平霊園の墓じまいでお手伝いをさせていただいた、ご家族様から
メールでお言葉を頂きました…

墓じまいもそうですが…
海洋散骨をされた、ご家族も「肩の荷が降りた」と
よく言われます。

私は、登山が趣味。
日帰りなのか、またはテント泊なのかによって、装備が変わります。
すなわち、背負う重量が変わるのです。

人生の頂きとはなにか?
それは…「人生、悔いなし」と生きることだと思います。

先祖なら、そんな悔いのない人生を送り、そして頂きを見て欲しい。
そう思うのが当然だと思うのです。

荷物が軽ければ、山登りはもっと楽しくラクになる。
昔なら、「根性」や「気合い」という根拠のない言葉で乗り越えられたかもしれません…

人生の道のりは長く険しい…
せめて楽しく、そしてもっとラクに…そう思うところでございます。
それが、「故人の想い」だと私は思います。