湘南に台風接近で海洋散骨のご依頼は中止。
出船を見合わせております。しかし…
「安心」「安全」「満足」という名の船は、
前進を止めません。
…前回、私が作った発泡スチロールの型から、
ガラス繊維と樹脂で整形されたクッションベース…
クッションの土台部分が出来上がり、これにクッションをドッキング。
海洋散骨のご依頼を頂くご家族様が、少しだけ船上で快適に過ごして頂けるようになります。
船は走ると船首(前方)が上がり、背もたれがないのは座りにくい…
ここにもクッションがあればいいのにと、気づいたご家族様もいたことだと思います。
故人様へ想いを馳せる60分余りの時間に、余計な雑念は不用だと思うのでございます。
つづいてプロペラの脱点検と修正。
プロペラは、車で例えればタイヤに当たり、歪んだタイヤでは、何かの時に最大の力が発揮できません。
船体が共振し、大きな音が不安要素にもなります。
戦艦ヤマトの造船に関わった広島の業者さんへ修正と点検に出し帰って参りました。
最後にライフジャケットの点検…
エアーチューブとそのチューブを保護するナイロン生地が剥離していることがわかり、新しい物と入れ替えました。
全ての物は壊れ滅するもの。
金属などを外し感謝の意を込め処分。
私たちは人任せにせず、自分達の目で確認と点検を致します。
もちろん不良なものは交換。
船舶を持たず、船の手配だけする散骨業者さんが十中八九…
全てを人任せにしているのが実情です。
当社の「安心」「安全」「満足」という名の船は、荒波でも前進を止めません。