湘南に台風接近で海洋散骨出船中止

湘南に台風接近で海洋散骨のご依頼は中止。
出船を見合わせております。しかし…

「安心」「安全」「満足」という名の船は、
前進を止めません。

…前回、私が作った発泡スチロールの型から、
ガラス繊維と樹脂で整形されたクッションベース…
クッションの土台部分が出来上がり、これにクッションをドッキング。

海洋散骨のご依頼を頂くご家族様が、少しだけ船上で快適に過ごして頂けるようになります。

船は走ると船首(前方)が上がり、背もたれがないのは座りにくい…

ここにもクッションがあればいいのにと、気づいたご家族様もいたことだと思います。

故人様へ想いを馳せる60分余りの時間に、余計な雑念は不用だと思うのでございます。

つづいてプロペラの脱点検と修正。

プロペラは、車で例えればタイヤに当たり、歪んだタイヤでは、何かの時に最大の力が発揮できません。

船体が共振し、大きな音が不安要素にもなります。

戦艦ヤマトの造船に関わった広島の業者さんへ修正と点検に出し帰って参りました。

最後にライフジャケットの点検…

エアーチューブとそのチューブを保護するナイロン生地が剥離していることがわかり、新しい物と入れ替えました。

全ての物は壊れ滅するもの。
金属などを外し感謝の意を込め処分。

私たちは人任せにせず、自分達の目で確認と点検を致します。
もちろん不良なものは交換。

船舶を持たず、船の手配だけする散骨業者さんが十中八九…
全てを人任せにしているのが実情です。

当社の「安心」「安全」「満足」という名の船は、荒波でも前進を止めません。

海洋散骨のサービスは手作り2

当社のご提供するボートは、海洋散骨だけを目的に自社で所有。
そのため、船内はそれに相応しい仕様にしております。

花籠に続き今回はヤマハY32、船名マリンロータスⅢのテーブルクロスを作成…
前回のミシン作業で、今ひとつ物足りなさが残ったので、タッセルレースを縫い付け完成しました。
花籠の内布には、自己満足ではありますが自社のロゴを刺繍。

少しでも、素敵なお別れの時間になればという思いで取り組んでおります。

海洋散骨のサービスは手作り

今使っている花籠は既製のツインハンドルの籠を使い、元々ついていたチープな布をはずしてレースを私が縫いました。

それも、10年程使用していて壊れたり、なぜか無くなったり、ご提供するサービスエリアが増え、5隻に最低2個づつ必要であったりということで、一新することにしました。

たかが「カゴ」ですが、使う備品の一つ一つが大事な最後のお別れを演出してくれると思っています。

そこでまず、世界の輸入カゴ専門店に行ったり、
国内でハンドメイドで作っている作家さんも当たりました。
コスト面で困難であったり、数が確保できなかったりで検討。

インターネットや生花店の卸売専門業者等々、あらゆる手立てで探しましたが、海洋散骨でご提供する「これ!」というカゴに出会うことができず…

多くは「シングルの取手」又は「取手なし」ばかり。
大きな取手付きのカゴは主役の花々の邪魔になり、取手がないカゴは物足りない。

そこで、カゴに取っ手を付け、皮を巻き、内布を作ってカゴ以外を手作りすることにしました。

まずは、土台となる試作のカゴが1つ完成。
当社の海洋散骨サービスは、私たちスタッフ全員の想いが詰まった手作りのサービスです。

湘南海洋散骨をご検討なら延期可の想へ

湘南にて海洋散骨をご検討なら、お天気が悪い日は気軽に順延できる当社へお任せくださいませ。

当社は自社所有のボートです。
ボートを所有しているマリーナやオーナーにキャンセルをお願いする立場ではございません。

できれば無理せずにお天気の良い日に故人様を見送っていただきたいと、ご家族の気持ちに寄り添って参りました。

今日は、全便中止で船内のお掃除を行いました。

神奈川の湘南で散骨できる…

神奈川の湘南エリアで海洋散骨ができる散骨業者は多くございますが、当社は常にご家族様に喜んで頂く努力をしております。
その気概は、手前味噌でございますが、神奈川の湘南エリアで1番であると自負しております。

散骨を実施する日に、故人様の遺影や思い出の写真を額に入れた状態で最低1枚…
ときには、3〜4枚と持参されるご家族様がおります。

そこで写真立てを利用するのですが、ただの写真立てには滑り止め機能がございません。
滑り止めがないとどうなるのか…

ご家族が乗船し散骨ポイントまで、船内テーブルに置かれたご遺骨の側に飾られます。
そして沖合では、船が波に叩かれ少しずつ写真がズレます。

写真立ては、テーブルの落下防止の縁で止まり、写真だけが縁を越え床に落ちてしまう。
それを防ぐためだけですが、海洋散骨のお手伝いをする上で、写真が落ちない様にすることはとても重要。

海の海況が悪かったとしても、できるだけ、その日がご家族様にとって良い「思い出」となるためには、
ご遺影や思い出の写真を落としたり倒す事は、あってはならないと考えます。

そこで「一手間、二手間」を惜しみません。
「気づき」「考え」「行動し」「試し」「改善する」常にその繰り返してでございます。

10月のご予約は既に、30組を超えようとしております。
心から、故人様やご家族様に御礼感謝申し上げます。
海洋散骨業者として選ばれた以上、ご家族様へは100%を超える恩返しを必ずして参ります。

海洋散骨のご依頼は…

当社は2隻の自社船を使い、心を込めて海洋散骨のお手伝いさせて頂いております。
2月に入り、3月のご予約やお問い合わせが増えて参りました。
海洋散骨のご依頼は、ご希望の日程やお時間があれば早めに予約状況をご確認ください。

…本日は、後部デッキで利用していただく手作り腰掛けクッションが仕上がったため、クーラーボックス本体と組み合わせ後部デッキにセットしてみました。

パイプ製の椅子や野外で使うプラスチック製の椅子など…様々試して参りましたが、結果
便利で邪魔にならない。クーラーボックスシートとなりました。
お年を召したご家族様が乗船する際、腰の負担にならず安心して座れる少し低めの高さです。たとえ激しく揺れる状況下で座っても、本体が歪んだりいたしません。
金属パーツもなく錆も劣化もない。

散骨ポイントでは、参加された全員が後部デッキに集まりますが、しっかり目の椅子を置くと実は、邪魔になり人が座らない椅子は不安定で動きやすい。
船が揺れた際、無意識に固定されてない椅子を掴もうとするため意外と危険なのでございます。

皆様に使っていただく日が待ち遠しい…そう思うところでございます。

散骨想のお手伝い…

当社、散骨想のお手伝いは、ご家族様の立場になって思考を重ねております。

冷暖房の効く船内にできるだけお座りいただくために、座席の増設工事をしております。
故人様を送る日がたとえ雨の日でも、全てのご家族が船内に入れるようにしておりますのでご安心くださいませ。

また、「高齢の参加者がいるので、夏は涼しい、冬は暖かい船室が付いた船がいい…」というもっともなご要望があります。

冷暖房が標準で付いてない車は、現在おそらく日本にはないと思いますが、冷暖房のついていない小型船舶は、今でも普通に存在します。
それは、大変に高額なオプションであったり、船の大きさや海上でのバッテリー上がりなどのリスクを伴うので、付けない選択があるのでございます。

クーラー付きのボートは、海水冷却装置を備えた大変高額な発電機か、沢山の大型バッテリーと変圧器を必要とします。

家庭用エアコンをバッテリーと変圧器で動かず方法もありますが、海上でのトラブルに繋がります。

稀に、手に入りやすいガソリン発電機をボートのエンジンルームに設置し、家庭用のエアコンをつけているボートを見かける事がありますが、気発性の高いガソリン発電機を密閉された場所に設置するので大変危険です。

当社所有のボート2隻は冷暖房完備で、どちらも安全な装置となりますが、
涼しい船内、または暖かい船内とは…小型船舶の分野ではハードルが高いのでございます。

散骨船 環境整備。悩んだ2年間

本日は、1組の散骨のお手伝いで出船。
晴天で、やや北風が強めでしたが無事に終えることができました。

船は港に係留し体だけ、マリーナへ
マリンロータス3号。総重量9.7トン…
陸に上げる際に、船台に乗せて引き上げます。

旧式では、スタンションと船のクリアランスが広いため、左右対象にバランスよく台に乗せる事が困難でした。とくに風の強い日は左右どちらかに偏ってしまう…

スタンションの幅を広げ、そしてテーパー状にし、船との間隔をぴったりに…
ベテラン船長でなくてとも、一度で船を船台に乗せられるそんな環境作りをしております。

今まで、船が台に乗っている間は作業できず、台に乗っていない時は海洋散骨のお手伝いで運行しているので、なかなか思い通りの形にならず2年の歳月が経ち、完成型に近づいてまいりました。

海洋散骨のご依頼も増え出船日とご遺骨の引き取り希望日が重なることも増えてまいりましたので、環境整備を行いました。

散骨 想 自社ボートの洗浄

この度、マリンロータス4号となる新しい船を導入することができました。
奇跡的に最短の3日間で山口県周南市から湘南へ帰ってくることができ、何事もなく回航を終える事ができました。これも、散骨のご依頼を頂きましたご家族様、並びに故人様による、陰のお御支えだと思っております。心より感謝申し上げます。

潮だらけの船体を洗浄機で…
野ざらし雨ざらしでしたので、埃やら苔やらを綺麗に洗浄。

お年を召した方からお子様まで…あらゆる目線で皆様にご安心してボートに乗っていただけるよう、これから工夫して装備を追加してまいります。

散骨船のソファー修理

本日は墓じまいで、北鎌倉の寺墓地へ…
それから、マリーナでソファーを取り外し修理。

ずっと、ソファーが気にはなっておりました。
見た目では分からないのですが、表側の生地を裏側に向かって引っ張っているプレートが割れてしまい、座ると背もたれが膨らみすぎて押し出される感じがして落ち着きません。

散骨ポイントまでゆったりとして頂きたい。
ミシンを使い修理完了。

「満足」は、小さな積み重ねでございます。

株式会社墓地ナビさんの投稿 2020年8月27日木曜日

株式会社墓地ナビさんの投稿 2020年8月27日木曜日