散骨にミシン?

ボートには、カバーやオーニング(日除け)など使用しております。
365日、使用していない時も雨風そして台風に晒されおり、縫い糸もほつれる事が多々あります。ほつれた箇所が一見、修理に出す程度でなくても台風や強風で大きな破れとなってしまいます。そんな時に「ミシン」でございます。
常に小さなほつれを補修することが長持ちさせる秘訣になります。

また、写真にあるような、台の青い掛布、ご遺骨を入れた袋の下の白いお座布団。
それに花カゴのレース…

冬にはお尻が冷たくないよう、シートマット。
船が少し不安なご家族は、ステンレスのレールパイプをずっと掴んでいます。
それがとにかく冷たく腰に当たると痛いので、レールパイプのカバーを…
(一昨年くらいにカラスに突かれ穴が空いしまいました…)

これまでに古い家庭用ミシンで手作りしてまいりました。
船の上をできるだけ快適に、そして素敵なお別れを演出するのには「ミシン」は欠かせないものでございます。

今回、購入しましたのは家庭用ではなく職業用なので厚手も縫えてとても嬉しいく思っています。故人様とご家族様から頂いた費用の中から、中古ではありますがとても良いものを購入させて頂きました。大事に大事に使わせて頂きます。

散骨にミシン?

株式会社墓地ナビさんの投稿 2020年8月25日火曜日

散骨にミシン?

株式会社墓地ナビさんの投稿 2020年8月25日火曜日

船のトラブルはつきもの

本日は4組のお手伝いが無事終了。

マリンロータスⅡ(CR-28)にて江ノ島から2組。
マリンロータスⅢ(y32)は葉山で1組、平塚から1組…。

ボートは、定期的に各部オイル交換や点検はしておりますが、トラブルはついて回るものでございます。

2艇に分かれ、各ご家族を乗せ港から沖合へ往復を繰り返します。

マリンロータスⅡが2組のお手伝いを終え、スタッフだけでホームマリーナへ帰る途中ギヤトラブル。前進も後進もできない状態に…

マリンロータスⅢもスタッフだけで葉山から平塚へ航行中…
エンジンの冷却系ホースから海水が噴き出すトラブルに見舞われました。
海水がエンジンルームに侵入。
右エンジンを緊急停止。
エンジンルームの排水をしながら、左エンジンのみでホームマリーナへ。

マリンロータスⅡは鵠沼海岸の水深10mあたりでアンカーリングをしスタッフは安全確保。
マリンロータスⅢは平塚のホームマリーナで一旦上架。原因究明…
平塚港でのお手伝いを予定しているご家族様へ連絡。お詫びをし1時間程、時間の調整をしていただきました。

マリンロータスⅢのトラブルは、冷却ホースの抜けが原因。
1年以上前に行った修理の際、冷却系のホースバンドが、冷却系パイプの溝にしっかり入っておらず、数ミリずれていたことが原因と思われ、直ちに正しく付け直し、エンジンルームを真水で洗浄。そして再度出航…平塚港でのお手伝いも無事に終了。

お手伝いが終わり、鵠沼海岸付近へ急いで向かいマリンロータスⅢでⅡを曳航…

海での環境で機械にトラブルはつきもの。
トラブルに対する「対応力」が試された日でございました。

土砂降りだったり…晴れたりする中
事故もなく無事に帰港。
トラブルに対する処置は99点で虹が出て100点でございます。

2艇の船が同時にトラブルに見舞われることは、なかなかありませんが、
ご家族を乗せて怖い思いをさせなかったことが不幸中の幸いでございます。

交換時期であったマリンロータスⅢのエアコン用海水ポンプも浸水によって、終わりを迎えましたので新品に交換…

マリンロータスⅡは、ギヤの磨耗で修理となります。

こんなことを書けば、「この業者は大丈夫だろうか?」と思われるかもしれません。
しかし、絶対に何もないとは言い切れないのでございます。
大事なのは、ご家族様の安全を確保する対応力。

ご家族様を無事にお返しすることは、故人様への誓いでございます。

船のトラブルはつきもの

株式会社墓地ナビさんの投稿 2020年7月27日月曜日

船のトラブルはつきもの

株式会社墓地ナビさんの投稿 2020年7月26日日曜日

船のトラブルはつきもの

株式会社墓地ナビさんの投稿 2020年7月30日木曜日

船のトラブルはつきもの

株式会社墓地ナビさんの投稿 2020年7月30日木曜日

海洋散骨専用船、磨き作業

当社のボートは海洋散骨を行う為だけのボートでございます。
余計な漁具などは一切装備しておりません。
故人様と向き合う僅かな時間…視界の中に漁具や釣具は不要だと考えております。
だだ、素晴らしい景色き囲まれ故人様の事だけを想い、最後の時間を過ごして頂きたいと思うのでございます。
同時に、綺麗なボートでなくてはいけません。
そこで、スタッフ3名で研磨作業…
それぞれ、ユニフォームから作業服に着替え、3台の機械を使い作業を行いました。

平塚にて散骨のお手伝い…

本日は平塚にて散骨のお手伝い。
2組のお手伝いが無事終了。
うち1組は4年前に一度お手伝いをさせて頂きましたご家族。
再びご依頼を頂けることは、本当に励みになります…
手前味噌ではございますが、「良かったからまたお願いしよう」となる訳ですから…

散骨のお手伝いが終わり船を上げ続きまして作業です。
台風19号で船を上げるための船台が一部破損状態に…
調整が必要になりましたので大工仕事を致しました。
9トンの船を台に乗せ引き上げる。引き上げたら船の底が台の型に収まるようにします。
基となる一枚を作製して、14枚同じものを作ります。
そして片側に7枚重ねたものをボルトで締め重ねる。そんな予定です。
うまく収まるか?…と思うところでございます。

海洋散骨の未来

海洋散骨の未来にできること…
海洋散骨のお手伝いをする上で、台風とは向き合わなくてはなりません…
地球温暖化によって日本近海の海水温も上がり近づいても尚、勢力が増す昨今、
地球に還元できることとして営業車に電気自動車を導入。
これから、会社のため、ご家族様のため、故人様のため、地球のために働いてもらいます。
色は、海の色で今回もブルーに致しました。
ご家族様と故人様から預かりしました営業車です…大事に利用させて頂きます。

そして、台風19号が直撃した際、マリーナに常設してあったエンジン式の高圧洗浄機。
泥水に浸かり半ば諦めて新しいものを購入しようかと思っていましたが、
これも「消費=CO2」が頭から抜けず、分解して水洗い。
ガソリンタンクにも泥水が入っていたので清掃。
使える?ものを捨てるのはもったいな。
そんな気持ちで、再度組み付け…スターターを引く!
エンジンが始動しました。
経費の節約、サービス向上、CO2削減、等々…の結果となりました。

物を買う行為がもたらす影響について人はもっと危機感を感じたほうが良いと…
そう思うところでございます。

散骨をすることによって…

散骨をすることによって出る空き箱…骨壷が入っていた桐箱です。
燃やすことによって微量かもしれませんがきっとCO2が排出され温暖化を促進する。
燃やす必要があるのか?そもそも本当に必要なのか?
真新しい箱は、再利用できないのかと考えることがあります。

散骨のために船を出せば…浮かんでいるプラスッチクごみ…
便利さを追い求める生活に違和感を感じずにいられません。

ルール通りに出したペットボトルでも、出した後に大雨で川に流出することもあります。
ゴミ箱に捨てたつもりのゴミ…風で海に流出することもあります。

余計なごみを出すことによって温暖化も進み自然災害が起こる。
そして台風などの自然災害は、プラスチック流出の原因になる…
全て何かの法則によって繋がっている…
地球温暖化は食い止めることができるのか?人類が生まれた時点で既に手遅れなのか?
哲学的になります。

散骨をしたご家族様には、故人様が還り行く海を大切にして欲しいと訴えていきたいです。
「自然と共に」をテーマに自然環境を保護する取り組をしていきたいと思っております。

そして先日、船の修理が無事完了。
心配していたプロペラシャフトの歪みなどもなく
スムーズに船は走りました。
少し沖まで…沿岸部はミルクティーのような色で濁っており、少し沖へ出ても
プランクトンが浮游している様子。
澄んだ潮になるまでにはまだ時間が必要かもしれません。

毎日どこかのお墓へ…

毎日、東京、神奈川、千葉と…どこかしらの墓地の確認に行っており社用車は、
納車から2年9ケ月で11万キロを超える勢いでございます…
本当に多くの皆様がお墓の事で悩んでいらっしゃる事がわかります。

先日、東京湾の夢の島マリーナへ行ってまいりました。
台風の影響で海は濁り、異臭を放っておりました。
水道局の方々が、桟橋でゴミを掬うを様子も…
処理されずオバーフローした汚水に細かなゴミが混じり、マリーナ内に侵入しているようで、その細かなゴミを掬いに来ているとのこと。
台風は、各所に影響を及ぼし相模湾沿岸については、未だ茶色い状態です。
…そしてボートの修理も始まりました。
拳程の穴が空いてしまい、その穴を塞ぐ作業です。
今回の被害は不幸中の幸。この程度で済んで本当に良かったと思うのですが、この先
ボートを所有し続けて行くことに大きな不安を感じております。

散骨のお手伝いができない間に…

今日は雨…マリーナの復旧もかなり進んだのでマリーナの方々に任せます。船に穴が開き修理するまでは散骨のお手伝いもできません。その間に墓じまいの諸手続きへ。
本日は都営八柱霊園と小平霊園…そして川崎市営の緑ヶ丘霊園へぎりぎりで到着…

今回、被災をしたことで、お手伝いをしている最中のご家族様や、過去にお手伝いをしたご家族様から励ましのメッセージを頂いております。
マリーナで半数ほどの船が流された中、当社のボートが2隻とも残ったのには意味があると思っております。多くの故人様方が「この船は流さないぞ!」とお守り下さったと信じております。ボートに穴が開いてしまいましたが、不幸中の幸い…そう思うところでございます。

3日間の航海…無事帰港

山口県周南市のマリーナから、3日間総距離900キロ。
瀬戸内海、潮岬を抜け熊野灘、遠州灘、御前崎、石廊崎を通って相模湾。
無事にご家族の想いを運んでまいりました。
この船は、故人様とご家族の想いが形となった船…大事に使わせて頂きます。
これから益々、使いやすくて良いサービスにして参ります。
実は今回、クルーとなって頂いた方はお客様。
奥様の散骨をお手伝いさせて頂いてから毎年、回忌クルーズを利用してくださり、
今回ちょっとした会話から添乗してもらうことになりました。
二人で3日間の船の旅。とても楽しかったと喜んで頂きました。
きっと奥様も喜んでいらっしゃいますね…

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