横浜港で海洋散骨のお手伝い

本日は横浜港で海洋散骨のお手伝い…お天気に恵まれました。
今日は船長ではなく中乗り。ご家族のサポート役です…

町田市にお住いのご家族様。
ご遺骨のお引き取りをして茅ヶ崎事務所に帰社。

散骨実施の2日前に砕骨作業に取り掛かると骨壷の中に写真が…
病室のベットでご家族と一緒に微笑む故人様。
天国に行っても寂しくないように…
そんなご家族の想があって写真が入っていたのだと思います。

私ごとですが、施設にいる父に会いに行こう!
そう思う一枚の写真でございました。

船を降りて続いて向かうのは、都営雑司が谷霊園。
「来年、墓じまいをしたい」という希望のご相談。
雑司が谷霊園は豊島区。木の向こう側には高層ビルが見えます。
霊園は、文京区に隣接しており立地も申し分ないと思うのですが、
不動産のように売却するこができれば良いのにと思うところでございます。

一ヶ月ぶりの湘南海洋散骨

13日。
横浜港。久しぶりの添乗。
ご遺骨のお引き取りでご訪問した際、これからの供養や弔事をついつい熱く語ってしまい、私の話に耳を傾けてくださったご家族様のお手伝いです。

今回、亡くなったのはご主人様。
亡くなる前から海洋散骨を希望されていたそうです。

「お母さんが逝ったら一緒に散骨してあげる」そんなご家族の会話に「俺は一人で行く!」そうご主人様はおっしゃっていたそうですが…
照れ隠しのようです(笑)
少しだけご遺骨は残してご自宅でご供養され、奥様にも来るその日に…
一緒に散骨をするようです。
そんな暖かなご家族。お天気にも恵まれ、東京湾にて散骨を終え横浜港へ無事帰港。
奥様が涙する場面もありましたが、大変喜んで頂けました。

14日。台風19号による被災後の出船。一ヶ月ぶりです…
朝一番で清掃作業を始め、泥だけの船も綺麗に致しました。
マリーナの船が14隻、海に流出したなかで流されず残った当社のマリンロータス号ⅡとⅢは…再び使命を全うするため、海洋の蓮華の如く、ご家族の想いを乗せ再び走り出します。

散骨船 出船と入船

本日は2組のお手伝いが終了。
低気圧が近海に接近中。
9月16日散骨を予定しているご家族はすでに大阪から到着。
中止を勧めましたが、「日にち優先」の意向。
お応えして出船を判断。
北風なので出船しましたが、南風であれば間違いなく中止と判断しておりました…
もう1組も同様に出船を希望。
16日にはうねりが大きくなり出船が不可能になるので、前日15日に港へと船を回し係留しました。
多少大きな波ではありますが、問題なく出船。
明けて16日は入ることはできても、出ることはできない海況…

沖合いは大きなうねり。
ダイナミックに入ってくる波を感じながら無事に2組の散骨が終了。
2組目のご家族は「すごい!すごい!」と意外な反応でした。
自然の中で生きることを五感で感じてもらえたでしょうか?
こんな状況でも喜んで頂けて幸いです…

出船と入船。
出る時と入る時を動画で納めました。
この区間はご家族は絶対に乗船致しませんのでご安心ください。

追記
我々も恐怖のあまり、不適切な雄叫びをあげることをお許しください…
無事終了!!

散骨で出船予定

明後日、7日は散骨で出船予定。
台風15号が関東を直撃すると報道されています。
鎌倉の七里ガ浜…嵐の前の静けさです。
波も風もありません。

腰越のご家族様のお宅にご訪問…
ご主人様のご遺骨を預かって参りました。

帰りに腰越港へ…江ノ島の灯台が綺麗です。
ここからの風景は心が癒されます。
多忙で日記が、なかなか書けませんが
海洋散骨の素晴らしさを頑張って伝えて参ります。

海は山口県まで繋がっています

一家の大黒柱を亡くされたご家族様からのご依頼で横浜市金沢区へ…
お亡くなりになられたのは去年。

横浜でお墓を買うか、後継がいないのでご実家のある山口県のお寺で永代供養するか迷い、葬儀社に散骨は?と言われるまでは選択肢としてなかったそうです。
「娘一人で、お墓を買っても墓じまいをすることになるし…山口県じゃお墓参りも行けない」とおっしゃってました。

そこで私は、「ご主人様に横浜から山口県まで行ってもらえばいいのでは?」
そうすれば全て解決できますねと…
海は山口県まで繋がっています。
私は、船を操縦して山口県から帰ってきましたから間違いありません。

散骨は、無限大…海が見えれば故人と繋がる。
そう思うところでございます。

去年、山口県のマリーナから購入しY-32を3日間かけて回航した思い出が蘇ってまいりました…

散骨。海上でご挨拶…

3年前にお手伝いをさせて頂いたH様、そのときにいらしたH様のお姉さまが、
天国へ旅立たれました…
残念ながら葉山で他のご家族のお手伝いがありましたのでスタッフへ任せたのですが、
次のご家族の元へ向かう途中、江ノ島の沖合でご挨拶ができるタイミングがあったのでご挨拶をしました。
その後、船が離れていくところをカメラでスタッフが撮影していました…

最近、再びご依頼を頂くや、一度お手伝いをさせて頂いたご家族からのご紹介が増えてきました…
故人様やご家族様には感謝の気持ちでいっぱいです。

もうすぐ10年
手作りでサービスを創って参りました。
命懸けの日もありましたが、命を懸けるだけの価値があり、使命感に溢れております。

夏場の東京湾散骨は…

本日は4組中、3組が中止。
午前8時。台風10号が通り過ぎても、波と風が当社の定める規程値まで下がりきらない…
カナダへと帰国しなくてはならないご家族がいらしたので午後15時、ご要望により出船。
それでも中止にした方が良い状況でした…
4人乗船予定で、港でお2人が待機することとなり、
出船後…すぐに引き返し…お1人降船。
ご長男お1人での散骨でしたが無事に終えました。
明日は4組のお手伝い。穏やかになることは間違いなさそうです…

先日、東京湾について日記に綴りましたが、ネットニュースで知ったことがありました。
夏場は雨が多いので、汚水に雨水が混入し水再生センターがオバーフローするそうです。
生活排水や糞尿は処理されないまま、雨水に希釈された状態で東京湾に放出。
大腸菌が多いと聞いたことはあるのですが、理由は知りませんでした。
当社では、東京湾での散骨もサポートしておりますが、
夏場の東京湾では上記の点をご理解の上でお申し込みください。
ちなみに、相模湾の海は綺麗ですが中止になることが多々ございます。
重ねてご理解ください。

海洋散骨 in AUGUST

中止が続きました7月が終わり、8月…
最初の土日で7組の海洋散骨のお手伝いが無事に終わりました。
ご家族の皆様は、仏教的に申し上げますと…
とても成仏をした「相」をされておりました。
ただ微笑んでいらっしゃるのではなく、何かを果たした…
やり遂げたという顔をなさっています。
そのご家族の「相」が見れる事が何よりの喜びでございます。

ご家族のお手伝いを終え当社スタッフ…若手へのコーチング。
少し大きめのボート「Y-32」で離着岸の練習です。

相模湾散骨と東京湾散骨

当社では、相模湾と東京湾にて海洋散骨のお手伝いをしておりますが
夏場の東京湾は、茶色く濁って汚いことをご家族様にご理解していただいた後に、
お申し込み頂いております。それは船に乗り、いざ散骨する瞬間に「待った」と言えるはずがないからです。「東京湾の海で故人は働いていた」「生まれ育った町」「思い出の場所」などの理由であれば、海が綺麗かは関係ないかもしれません。
ただ、交通の便が良いと理由でご検討であれば冬場をお勧め致します。
私たちは、残されたご家族様の心に、後悔の念が残らぬよう努めております。

散骨想。当社の強み

前日、スタッフとのラインのやりとり…
出船できそうな予感はしておりました。
波もギリギリで治ってくれるだろう…「だろう」なので確実ではない…
勘がハズれることもこともあります。
そこが難しところでございます。
結果的に全便中止の判断を致しました。
ご家族が可能な限り、穏やかな日に出船して差し上げたいと思っているからでございます。
そして、日程の再調整なども柔軟に対応できるのが当社の強みでございます。