群馬県 伊勢崎市へ

本日は、群馬県伊勢崎市へ。
今月23日に江ノ島から相模湾へ散骨を予定している依頼者様のお宅へ、ご遺骨の引き取りでご訪問しました。23日は亡くなったご主人さまのお誕生日。何かと節目となる日はご主人様の誕生日である5月23日だったそうです。ご主人さまの遺影に、笑顔で話しかける依頼者様がとても印象的で、哀しみの殻を破り2歩、3歩と力強く歩みだしている。そんな、エネルギーが伝わってきました。
好きなことを好きなだけやって来たご主人様。亡くなったご故人様のためにも、奥様にはご主人様のようにあって欲しいと…そう思いました。
「好きなことを好きなだけ」そんな人生はきっと笑顔が絶えない。笑顔を絶やさないことは、故人様の何よりの供養になる…そう思います。

23日。お天気になることをお祈りします。

そして、ハガキが二通届いていました。
そのうち一通は無料散骨の依頼者様。お手紙ありがとうございました。
海はいつでもいつまでも、そして誰人も平等に受け入れる。
だから、当社は海と同じようにどんな方でも、どんな身分でも受け入れる。
この理念は、ずっと守って行きたいです。

http://sankotsu-sou.com/archives/1876

Posted by 株式会社墓地ナビ on 2015年5月11日

第1回「無料散骨終了」

IMG_1485初めての無料散骨が実施されました。
故人様のご家族一名を乗せ江ノ島沖へ。私の布施行はまだまだ続きそうだ。
散骨と言えば、石原裕次郎さん。1987年逝去され一部は湘南の海へ散骨されたという。
公に「散骨」という言葉を耳にしたのはこの頃なのだろうか。著名人の影響は大きいが、海への散骨はそれ以前にされていたと思う。
世界の葬送を見ると「水葬」がある。その名の通り遺体を火葬しないで海に流す葬送だ。現在の日本では死体遺棄罪となり罰せられるが、昔は一部の地域で水葬が行なわれていたそうだ。
例えば、出雲地方では子供や妊婦が亡くなった時は遺体を石棺に入れて宍道湖に沈めたそうだ。海外を見るとネパールやチベット、インドにも水葬がある。インドのヒンズー教徒は火葬後の遺灰をガンジス川に流す。幼児は火葬せず石などをくくり付け流すことがあるそうだ。火葬しない理由は、再び生を受けて欲しいという願いが込められている。