散骨に必要な粉骨。作業台制作中

移転先で手作りの粉骨作業台を制作途中…
左下の大きな箱は乾燥機でお墓から出骨したご焼骨を乾燥させるためにあります。
墓石の石も仕入れができるので、天板は黒の御影石にしたいと思うとですが
思考中でございます…

粉骨と散骨。お願いして良かった

ご自宅で、奥様のご遺骨の砕骨作業をさせて頂きました。
帰り際、「小西さんにお願いして良かった…」そう言っていただけました。
何度、言われても嬉しいのでございます…

新艇を導入

新幹線で徳山駅へ…船を試乗して参りました。
そして新艇を導入をする運びとなりました。
ご依頼を頂きましたご家族様、ならびに故人様に心から感謝を申し上げます。
故人様との最後の時間をよりよい時間にして頂くために…そして当社の未来のためにもと思い決断をいたしました。
これから、故人様のお見送りを行う船として相応しい仕様にして参ります。
釣り具を乗せたままという船もありますので…

…希望により、ご家族様の自宅で砕骨を行うサービスがございます。まだまだ満足のいくものをご提供できていない…
故人様のパウダー状になったご遺骨を、水溶性の袋に詰め木箱に収めます。木箱を風呂敷で包み当日、港にお持ち頂くのですが、
いつも風呂敷が乱れている。きっと持ちづらいのだと…そして紙で作った試作のキャリーバック…
故人様のご遺骨を納めた箱を港までお持ち頂く際、持ち易くそして安全に運んでいただく為に製作しています。
ご家族に対して出来ることは進んでやっていく。アンテナは常に張る…でございます。

そして、世田谷の寺院墓地墓じまい。世田谷区役所にて改葬申請。
300万円離檀料を請求された案件。しかもお墓の撤去料は別!!
相手の顧問弁護士が入り交渉はこちらの希望通りとなりました。

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カロートがいっぱい

本日は八王子霊園へ。
カロート(納骨室)がいっぱいになり3体のご遺骨を乾燥後、粉状にし1つの壺に御まとめ致しました。
そして目地をして完了。この都営八王子霊園は全区画にカロートが既に備わっています。
しかし、カロート内に遺骨を土に還せる場所はなく6体でいっぱいです。
(個人的には土に還せる場所があったとしても還しませんが…)
遺骨を粉状にすることは今後、スペースを確保する上でも当たり前になりそうです。

http://sankotsu-sou.com/archives/2076

Posted by 株式会社墓地ナビ on 2015年9月26日

浄化される心

本日は、小平霊園の樹林墓地の埋葬を控えたお客様のご自宅で粉骨作業。
故人様はご主人で、依頼者様は奥様。
その場にいたのは依頼者様と息子様とそのお嫁様。
ご遺骨の少量を、誰のためにどれだけ残すか?
ご家族で考えられていた時、本当に良くしてくださった方の事を思い出した依頼者様が涙…
その後のお話の中で、故人様が「釣り好き」という事がわかり、「明日海に出ます。私の気持ちで少量だけ海に撒いてきてあげましょうか?」と聞くと
更に涙.涙.涙。
そんな依頼者様をみていると、自分の心が浄化されます。
普段、人の心は少しずつ汚れ、それにまったく気づけない。そう思います。

今日は良い事をしました。
そして、少し心の曇りが取れた気がします。
明日、責任をもってその少しのご遺骨を散骨します。

終了後、鎌倉市へ。
葬儀社様から紹介して頂いたお客様のご自宅で、粉骨作業。
キリスト教への信仰もあついご家族。
たくさんお話をさせていただきました。
明後日の、28日に散骨のお手伝いをさせて頂きます。

散骨のための遺骨出し

本日は、「砕骨」のご依頼で霊園に訪問。
お客様はご遺骨を全てお墓から出し、墓じまいをするとのこと。
ご遺骨は奈良県の天理教の施設にて埋葬されます。

そして、こちらの霊園は埼玉県狭山市にある第四赤坂浄苑という霊園で、開園20数年の霊園です。
宗教法人は、秋田県にあり名義貸しをしているだけの寺院です。
この霊園は昔から知っている霊園で、管理者の方と世間話をしていたところ霊園のオーナーさんでした。
年齢80歳。「視力は裸眼で1.5!」と自慢げに話をしていました。
しかし、何故オーナーがここにいるのか、この方がいなくなった後はどうなるのか、瞬間的に頭を過りました。
霊園は半分以上、空き区画となっています。この界隈は、霊園激戦区で施設が充実した霊園が次々と開園するため、先に開園された霊園が売れ残る負の連鎖が生じたエリアです。
オーナーさんは「この界隈で一番安い霊園だが、もう売れない!」と話してくれました。
20数年でこの実態…買った方が墓守の「たすき」を繋ぐ時には霊園の管理も経営もボロボロ…
ですが全てが、そんな霊園とは限りません。所沢市にある「狭山湖畔霊園」こちらは霊園の休憩室や礼拝堂が建て替えられています。財力があり健全な経営をしているからこそできるのです。
墓地や墓石は、少々高くても名のある石材店から購入することをお勧めします。

出張粉骨

本日は、出張粉骨サービスの現場からです。
最近では、海へ散骨をする以外の目的で
粉骨のみを依頼されるお客様が増えてきました。
都営の霊園では粉骨した遺骨を樹林墓地に埋葬する応募枠があります。
公のサービスはなく、自分たちで砕骨を行うか、民間のサービスを利用するか、2つの選択肢しかありません。
お客様によれば、「自分たちで行うのは恐れ多いい」「心苦しい」などの率直な意見を耳にします。
そもそも、どんな道具でやれば良いのかも分からないそうです。
「トンカチで叩く?」など、お客様によっては笑って話してくださいます。

また、業者によっては、「ダンボールに入れて送ってください。砕骨を行って送り返します。」
ダンボール?ですか…
本当に不親切なサービスを提供しているところもあります。
安いから仕方ないとは思いますが、取り扱うのは「遺骨」です。
せめて専用箱を用意して送料はお客様に負担していただくなどの対策はとれないのかと思ってしまいます。

新型粉骨機

散骨や自然葬の需要に伴い、砕骨専用機を一台追加導入しました。
東京都板橋区の戸田斎場には、粉骨を立会いで行う施設があり、部屋には大きな砕骨専用機が備え付けてあります。
それではお客様の自宅へ訪問し、行うことができません。かといって、一般の食品用ミキサーで行うわけにもいきません。
散骨業者さんによって一般的な物を使っていると聞いたことがあります…
更に、小型のポータブル集塵機を製作して、よりお客様に安心していただけるサービスを提供しています。

関西の慣習

仏具店様からの紹介で、「遺骨を粉状にして欲しいお客様がいるので対応してもらいたい」
ということで本日、調布市のお客様のご自宅へご訪問しました。
お宅へお伺いする前に仏具店に寄り、小さめの骨壷と喉仏を収めるためのケースを引き取り訪問。
喉仏を取り出す作業はその場で行うことになっていました。
意外に、高さのないケースだったので喉仏が入るか心配でしたがギリギリ収まり次に、遺骨を粉状にしても骨壷に入りきらないかもしれないとお客様にお尋ねすると、「入らない分は処分して欲しい」と言われました。標準語だったので、「ん?」と思ったのですが、関西の方?と思いお尋ねすると、やはりそうでした。名古屋を含め西は火葬後、遺骨を一部しか持ち帰りません。日本の中でも遺骨に対して大きく考え方が違うので不思議です。
お客様は、「余計な物はいらない。心で供養する事が一番大切なのだ」とおっしゃっていました。私もそう思います。
小さめの骨壷に入らない奥様のご遺骨は、相模湾へ散骨されることになりました。
責任をもって代理を勤めさせていただきます。

都営、小平霊園の樹林墓地(樹木葬)

数日前、小平霊園に追加の拝石を設置しに行った帰りに、噂の樹林墓地を拝見しました。
正式名称は、樹林型合葬埋蔵施設といい、合葬墓と言われるものです。
平成24年3月に完成。死後、安らかに自然に還りたいという都民の要望に応えるために設けられました。
落葉樹林の下に27基の埋蔵施設が設置され、直接土に触れる形で遺骨を埋葬します。
面積は834㎡。テニスコート約3.2面分、埋蔵予定数は10,700体。
施設の中には、献花台や香炉、あずま屋があり、腰を下ろして休む事が出来る。
樹林墓地に植えられる樹の種類は「コブシ」「ヤマボウシ」「ナツツバキ」「ネムノキ」「イロハモミジ」で一面は「タマ竜」で覆われている。
小平霊園は、西武新宿線「小平駅」下車約5分と都営霊園の中でも抜群にアクセスが良い。
霊園までは道幅の広い並木道が続く。この樹林墓地は、霊園の西側、管理事務所のすぐ裏側に建設され、霊園の正門からすぐのところにある。
樹林墓地の入り口を入ると水はけの良いインターロッキングで路面は整備されていて、土盛りされた聖域は、とても奇麗な鉄平石の擁壁に囲まれている。
駅から霊園まで続いていたか定かではないが、管理事務所から献花台の前まで、盲人用の点字ブロックが敷かれている。
聖域を覗くと二つのハッチが見える。管理事務所に聞けば残り25基分のハッチが隠れているそうだ。
鉄平石の擁壁の上部に金色のプレートが張ってある。そのプレートには英数字が刻まれている。そのおおよそ正面に埋葬施設に続くハッチがあるようだ。
献花台は、黒の御影石で造られていて重々しくとても立派だ。訪れた時には、水は張っていなかったが、水が循環するようになっているのだろうか?詳細は不明だがそんな造りになっていた。その献花台の下に8ヶ所、香炉がある。

樹林墓地の平成24年度の受付状況に目がいった。粉状遺骨の倍率が低い。
物理的に、体積が3分の1程度になるので利用料金も3分の1ということだと思うが、以外に粉にする事を嫌う傾向にあるのだと気づいた。
個人的には、昨今の墓所の小型化を考えれば、非常に合理的だと思う。
関西では、遺骨の主要部分を除き、骨壺に入らない遺骨は斎場で処分されるという。
いずれ、関西と同様の感覚で遺骨を粉状(粉骨)にすることが一般的になることだと思う。

遺骨を粉骨、粉状にするサービス

平成25年度募集数は1600体。
募集内訳は以下のようになります。

遺骨(遺骨が現在がある方が対象の区分)

申込体数 募集数 使用料 申込遺骨について
1体用 90 13.4万
2体用 26.8万 遺骨2体の関係は夫婦、親子、兄弟姉妹に限る。

粉状遺骨(粉骨した遺骨、又は粉骨しようとする遺骨が現在がある方が対象の区分)

申込体数 募集数 使用料 申込遺骨について
1体用 150 13.4万 納骨時は粉状、粉骨状態であること。
2体用 26.8万 遺骨2体の関係は夫婦、親子、兄弟姉妹に限る。納骨時は粉状、粉骨状態であること。

遺骨(生前申込の方が対象の区分)※遺骨及び埋蔵予定者は、申込者と夫婦、親子又は兄弟姉妹の関係であること。

申込体数 募集数 使用料 申込遺骨について
2体用 120 26.8万 申込者+遺骨1体

粉状遺骨(生前申込の方が対象の区分)※遺骨及び埋蔵予定者は、申込者と夫婦、親子又は兄弟姉妹の関係であること。

申込体数 募集数 使用料 申込遺骨について
2体用 200 8.8万 申込者+遺骨1体(いずれも納骨時に粉状遺骨であること。)

遺骨(生前申込の方が対象の区分)

申込体数 募集数 使用料 申込遺骨について
1体用 390 13.4万 1体用、申込者ご自身
2体用 26.8万 2体用、申込者+埋蔵予定者1名

粉状遺骨(生前申込の方が対象の区分)

申込体数 募集数 使用料 申込遺骨について
1体用 650 4.4万 1体用、申込者ご自身(納骨時に粉状、粉骨状態であること。)
2体用 8.8万 2体用、申込者+埋蔵予定者1名(いずれも納骨時に粉状、粉骨状態であること。)

平成24度の小平霊園樹林型墓地合葬埋蔵施設
(樹林墓地)の受付状況は以下の通りです。

霊園名 種別 種別 募集数(体) 受付数 倍率
小平霊園
樹林型合同埋蔵施設
遺骨申込区分 遺骨(1体) 20 155 7.8
遺骨(2体) 10 74 7.4
粉状遺骨
(1体)
25 75 3.0
粉状遺骨
(2体)
20 64 3.2
遺骨・生前申込区分 遺骨(2体) 40 498 12.5
粉状遺骨
(2体)
60 236 3.9
生前申込区分 遺骨(1体) 30 959 32.0
遺骨(2体) 100 3,110 31.1
粉状遺骨
(1体)
47 730 15.5
粉状遺骨
(2体)
148 2,268 15.3
500 8,169 16.3

樹林墓地の画像です。

小平樹林墓地