仏具店様からの紹介で、「遺骨を粉状にして欲しいお客様がいるので対応してもらいたい」
ということで本日、調布市のお客様のご自宅へご訪問しました。
お宅へお伺いする前に仏具店に寄り、小さめの骨壷と喉仏を収めるためのケースを引き取り訪問。
喉仏を取り出す作業はその場で行うことになっていました。
意外に、高さのないケースだったので喉仏が入るか心配でしたがギリギリ収まり次に、遺骨を粉状にしても骨壷に入りきらないかもしれないとお客様にお尋ねすると、「入らない分は処分して欲しい」と言われました。標準語だったので、「ん?」と思ったのですが、関西の方?と思いお尋ねすると、やはりそうでした。名古屋を含め西は火葬後、遺骨を一部しか持ち帰りません。日本の中でも遺骨に対して大きく考え方が違うので不思議です。
お客様は、「余計な物はいらない。心で供養する事が一番大切なのだ」とおっしゃっていました。私もそう思います。
小さめの骨壷に入らない奥様のご遺骨は、相模湾へ散骨されることになりました。
責任をもって代理を勤めさせていただきます。
2014年12月13日
関西の慣習
タグ: 粉骨