ごめんね…

本日、埼玉県八潮市にお住まいのご家族を乗せ葉山より出船。

散骨する故人様は、ご依頼者の娘様。
末期の癌で40代の若さで、ご両親より先に旅立たれてしまいました。

癌の告知を受け、ご両親に心配をかけたくないと最後まで
病気のことは伝えずにいたそうです…

「とても性格の良い子だった」と話してくださいました。

生前から海が好きで、秋谷の海によく訪れていたことから、
今回、相模湾の秋谷沖で愛犬の遺灰と共に散骨することにしたそうです。

穏やかな洋上でお別れの間際、涙しながら「ごめんね」と言葉を繰り返すお母様。

「できることなら、変わってあげたかった」
「変わってあげられなくてごめんね」
そんな親心が伝わって参りました。

「ごめんね」が「ありがとう」という言葉に変わればいいのに…
私たちにできる事は何か?サービスや環境で変えられるのか考えていきたい。

そう思うところでございます。