散骨。2月最後の出船

本日は相模湾にて散骨です。
天気予報では晴れとなっていましたが残念ながら薄曇りです。
横浜からお越しのお客様を乗せて定刻より少し早い出航にて沖を目指します。
お客様のご要望で以前お母様のご遺骨を散骨した海域へと向かう予定でしたが
沖に出るほど波が高くなる海況で断念、お客様のご了承を得て薄っすらと
真鶴半島が見える海域にてお父様のご遺骨を散骨して頂きました。
散骨の途中でも船が大きく揺れますが、何とかお見送りが出来ました。
以前の散骨では弊社の倍以上の金額が掛かったそうですが
今後とも企業努力を続けて参ります。(篠原)

更に、代理でお預かりした5名様のご遺骨を相模湾にて散骨致しました。
様々な理由で乗船することができない散骨。
客観的に「遺骨を処分する」そんな風に思う人の方が多いかもしれません。
ですが実情はそうではありません。ご遺骨を引き取る際には、涙を流し見送るご家族もいらっしゃいます。
その御家族の想いがあるからこそ、写真や迅速な事後の報告、場合によっては実施5分前の連絡がとても大事になってきます。
別の場所で過ごしている以上、海に還る故人様を直接お見送りすることはできませんが、直前のご連絡一本で、たとえ1000キロ離れていても想いを馳せることで同じ時間を共有することができます。
現在、委託散骨をご検討のお客様に、このようなご遺族様がいらっしゃる事を知って頂きたいと思います。(小西)