タイの葬送

散骨の依頼を頂いたお客様のご自宅へ、ご遺骨を引き取りに伺った際、良く見る磁器の骨壺でなく真鍮製の高貴な壷に入ったご遺骨を引き取りました。
故人様はバンコクで逝去され、荼毘が行なわれた後、大使館を通してご兄弟の元に還されました。ご遺骨の大体はバンコクで埋葬されて、今回、還って来た一部を相模湾で散骨することにしたそうです。
そこで、バンコクの葬送がどんなものなのか気になり、調べてみました。
タイは国民の95%が仏教を信仰しており、仏教徒の場合、葬儀は、ほぼ寺院で行なわれる。亡くなった翌日の午後に境内にあるパゴタ風の屋内火葬場、または野外火葬場で、薪のやぐらを組んで棺を置いて火をつけるそうです。日本と違う点は、火葬されるのを見ることができる。だが、殆どの参会者は火がつけられた時点で帰るようです。
荼毘が行なわれた後は、現地を知っている方のブログがありましたのでご覧下さい。
遺灰は寺院に埋葬するか川や海に散骨するのが一般的のようです。
散骨は新しい葬送ではなく、世界では一般的。今後も、世界にどんな葬送があるのか調べてみたいと思います。
タイの骨壺