本当の自然葬

昨日、某所の山へ登って参りました。分かる方には分かるかもしれません…常頃、人工的な園庭を作りそこに遺骨を撒くことが自然葬なのか?自然に還るとは思えない。だが、後先考えず山中に遺骨を撒くことが果たして良いものかと思い、まず近くの山に登ってみようと考えました。これは、「遺族から故人様の遺骨を預かり砕骨しその後、我々が代わりに山に登る事が前提という設定で考えながら山道を進んでみました。そこで、今回思ったことを以下のようにまとめました。
1.国有林であること(法律上、争いが起こる可能性が高い)
2.山頂は不可(休憩施設があるため人目につく)
3.土日祝日は避ける(登山者が多い)
4.花や線香、供物は供えない(登山者が見るとマイナスイメーじを与える)
5.遺骨はアルミ缶のような容器に入れる(客観的に違和感がない)

お手伝いをする側として考えなくてはならないことは、
1.「○○山」と公にしない
2.常に地元の方一人一人に配慮する
3.足があれば登れることから、最低限の費用で請け負う

初登りで思ったことはこんなところで、やはり大事なことは「心」で、山に敬意を払うこと。そして奉仕の精神で取り組むことだと思うのです。
そして、外せないことは「受けた人間が必ず登る」ことです。
誰かに登らせては「単なる商売」になってしまうからです。

このことを踏まえ、別の山も見てきたいと思います。
余計ではありますが、山頂の見晴らしは写真で伝えられない程のスケールで、そこで食したカップ麺は何倍も美味しい。

そして本日、船の中間検査でマリーナへ。やはり寒いので稼働は少ないです…

http://sankotsu-sou.com/archives/2186

Posted by 株式会社墓地ナビ on 2016年2月3日