青森県十和田市の改葬

本日、墓じまいのご依頼を頂いた依頼者様に代わり、都営多磨霊園で施設変更の申請を代行。受理されおおよそ2ヶ月後に許可。12月末から1月初旬に墓じまいの運びとなります。

その最中、青森県十和田市役所の「生活安心課」墓地管理チームより連絡がありました。今回、埼玉県所沢市にお住まいで十和田市営霊園に墓地を持つ方から、十和田市のお墓を墓じまいし、海へ散骨したいとご相談を頂きました。しかし、行政からは改葬先の「受け入れ証明」や「使用許可証」がないと出骨すことはできないと言われたとのこと。

即、十和田市役所に連絡。役場勤め3年目の職員が1st対応。「海に散骨ですか(笑)」と鼻で笑う対応。私は激怒し、上司の方を出してもらいました。そして話の分かる方に事情を説明。課長様でした…内容は、「墓じまいは今後増え続け、海への散骨は葬送として一般的な葬送の一つになる。東京の小平霊園他、公営墓地では自宅へ引き取る手続きがあるのにどうしてそちらは対応できないのか?」と説明。

先方は時代の変化には十分理解があり、行政としても対応しないとならないと…が、結論は即出せず、決済までには1週間程時間が必要という回答でした。

そして今日、連絡があったのは、東京都小平霊園の遺骨を自宅へ引き取る手続きモデルをそのまま取り入れる。あとは市長と副市長に稟議し決済をもらう段階だとのこと。
そのことを報告してくれました。

決済が下れば、十和田市の改葬申請の他に「自宅へ引き取る」手続きが追加されます。
それは、当社の働きかけかけによるものとなるのが嬉しく思います。

http://sankotsu-sou.com/archives/2105

Posted by 株式会社墓地ナビ on 2015年10月16日