お客様との距離

15日、相模湾で鎌倉のお客様の海洋散骨。
お客様のご希望により事前にご自宅へ訪問。ご遺骨を砕骨をさせていただきました。そして、スタッフ2人に任せ無事お手伝いを終えることができました。
その頃、私は千葉東霊園でご遺骨の引き取り。7〜8年前に訪れたことがある霊園。

ご依頼者様は、キリスト教。それは、墓石の表面に十字架が刻まれているので明らかです。
管理事務所の方々は、焼香台を用意し有無を言わさずお線香を…手渡す。
和型で香炉があるから仕方ないのか?
心のアンテナが壊れているのか?…どうするのか何故聞かない?
でも、和型墓石に十字架…そして香炉。
日本の供養はメチャクチャで一貫してない。

依頼者様は、やっぱり帰り際に、なんでキリスト教なのに線香を渡すんだ?と呟く。
あの人たちに霊園を管理する資格があるのか?
しっかりしてくれ!

そんな事を思いながら、お客様と管理事務所で懇談。
お茶をいただきながら、昔話を聞かせてくださいました。
しっかりと最後までお供致します。

そして16日は、マリーナに行くも気象が悪く3組の予定は中止…

そのうち2組は、翌日の17日を希望。なんとか、枠をつくり…
17日4組…
江ノ島→平塚→江ノ島→江ノ島
涙も笑顔もあってよかった…

18日は、一呼吸。
19日は、東京都立八柱霊園で2区画の墓じまいの下見とお見積もり。続いて市川市営霊園で1区画。墓じまいのお見積もりです。

帰路に着く頃、お問い合わせの電話がありました。
平成24年7月にお手伝いをさせて頂いたお客様からです。
…再びご家族のお見送りの場に立ち会える事を誇りに思います。

最近思います…
お客様との距離が少しずつ遠ざかっている…
最後まで、立ち会う事ができず、スタッフに最後を任せることが多くなってきました。
小さな会社のままでいい。「いつまでもお客様と共に」そんな会社であり続けたい。

http://sankotsu-sou.com/archives/1884

Posted by 株式会社墓地ナビ on 2015年5月19日