海洋散骨は持続可能な供養

本日は、横浜市営三ツ沢墓地で墓じまいです。
このあと、埋葬されていたご遺骨は相模湾の海域にて海洋散骨となります。

解体作業をしている二人の現場担当者に暖かい飲み物をと思いコンビニへ…

一人はコーヒーが飲めない…
暖かい棚にあるコーヒーはぬるく、その缶コーヒー以外は全てペットボトル。

私個人は、普段水筒で「ペットボトル入り飲料の購入はしない」をポリシーにしており、
適切に回収されリサイクルと言うより、買わないのが一番であると考えています。

悩んだ末に、差し入れは紙パックの冷たいスムージーにしてしまいました…

最近、そんなポリシーだけでは、環境への配慮が足りない…
環境に対し大きく何かをせねばと思うのでございます。

私たちは、ご家族を船で沖合までお連れすることが使命です。

大雨や台風のあと、岸や海上のあちこちにゴミやペットボトルが浮かび
岸で目につくものは拾いますが、細かいものはキリが無い…
もう目を背けるしかない状態です。

できるだけゴミがない沖合まで行くのですが、海洋散骨のお手伝いをする者として、
先に生きている者として、消費する事に責任を感じます。

よく耳にするSDGs。「持続可能な開発目標」

持続可能な社会とは?
「地球環境や自然環境が適切に保全され、将来の世代が必要とするものを損なうことなく、現在の世代の要求を満たすような開発が行われている社会。」

私たちがサービスを提供する相模湾、湘南エリアの海岸は多くの人が訪れるので、ボランティアの協力や税金で綺麗に保たれていると思います。しかし場所によっては、人や機械が入れない所もあり、そこには沢山のゴミやペットボトルが打ち上がっています。

前述しましたが、海洋散骨のお手伝いをする者として、先に生きている者として、
言葉だけではなく、後世に綺麗な日本の海を残す事も使命と思うところでございます。