神奈川、湘南エリアの海洋散骨なら…

このたび熱海市にて被災された皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
一昨年、当社も台風による災害に見舞われましたが、人命に関わるレベルではありませんでした。
連絡の取れない方々の安否確認と、一日も早い復旧および復興を心よりお祈り申し上げます。災害ボランティアは現在、静岡県東部の方のみが対象のようですが、県外からが可能になれば、駆けつけたいと思うところでございます。

九州地方で梅雨が明け、昨日から急激に多くの海洋散骨に関するお問い合わせ、そしてお申し込みをいただいております。

過去にお手伝いをさせて頂きました、ご家族様の口コミによるお申し込みが増えて参りました。この時勢でお仕事を頂けることを心ろより、有難く御礼感謝申し上げたいと思っております。

コロナ禍によって多くの方が大変な思いをしています….
有ることが難しい…「有難い」本当にそう思います。

本日は、1組のお手伝いと、委託にてお預かりしていた故人様の散骨が滞りなく完了しました。昨日までの雨で濁りがあり、8マイル(13キロ)綺麗な海域まで沖に向かって船を走らせました。海上で滞在時間はいつもの1.5倍程になってしまいましたが、ご家族様には大変喜んで頂けました。

相模湾も雨が降れば川から濁水が流れて参りますので、その付近の海域は濁ります。
沖に出れば徐々に透明度は上がって参りますので、ご家族様の同意のもとで、ご気分とお時間の許す限り船を走らせます。

燃料の事など気にしない。
ご家族様の「想い」を最優先するのが当社のモットーでございます。
神奈川、湘南エリアの海洋散骨なら…確かな実績の「散骨 想」へ是非お任せください。

同じ海洋散骨?東京湾と相模湾の違い

先日、お申し込みを頂いた2組のお客様のもとに、故人様のご遺骨を引き取りにお伺い致しました。

1件目は八王子市のお客様。
2件目は立川市のお客様。
どちらも多摩エリアで海になかんずく東京の海には馴染みがないエリア…

当社は、横浜エリアに面した東京湾の海域と、湘南エリアに面した相模湾の海域でサービスを行っておりますので、必ず4月の春先から秋の終わり11月頃までにお申込みをされたご家族様へ、東京湾特有の赤潮の発生について必ずご説明を致します。

東京都環境局 東京都内湾 赤潮発生状況について

結果、2組のお客様は相模湾に変更となりました。

故人様を見送る最後の瞬間…
残されたご遺族の目にどう写るかはとても大事な事…
天気や海況の事は、直前までわからないから仕方がない。
しかし濁っている事は予め伝えておく事はできる。

「こんな濁っているなんて…」少しでもご遺族様に雑念が残るようでは
故人様が浮かばれない…そう思いうところでございます。

神奈川の海で散骨。回忌クルーズの話

神奈川県茅ヶ崎市にて営業しております。
高額な散骨業者もございますが、当社はどの業者より費用とサービスに自信がございます。
神奈川の海で散骨なら是非、当社にお声をお掛けください。

…先日、2015年に散骨のお手伝いさせて頂きました、F様にご連絡を頂きました。
その内容は「海のお参り」回忌クルーズのご依頼でした。

2014年に奥様を亡くされ、2015年4月に散骨。その日は大粒の涙雨…
ご意向により出船しましたが、当時一人っ子の娘さんは3年生…
お父さんと共に二人で袋に手を添えて散骨する姿はあまりにも小さく、図り知れない悲しみに励ます言葉もありませんでした。

そして2017年に当社から娘さんを連れてきて欲しいとお手紙を出し、読んで頂き無料での海のお参りを実施。まだ幼さが残る姿ではありましたが…成長した姿を見せて頂きました。

2021年今年に入り今度はF様からご連絡を頂きました。
心から待ち望んでいた、私にとって特別な電話…
当時、小学3年生の少女が高校生となり先週の日曜日、成長した姿を見せてくれました。
実は、名前も聞いていなかったので本人からMITSUKIと名前を聞くこともできました。

私と二人で船の船首に立ち、散骨したポイントであの時、励ましてあげられなかった言葉をようやく掛けてあげられました。

「お母さんは、ずっと君を想っている。きっと申し訳ないと思っているが、許してあげて欲しい。そして天国で応援している。一人で寂しと思ったらいつでもおいで、船に乗せてあげるから」と…

励ましてもらえる人がいることもそう、
励ます人がいることも幸福なのだと感じた日…

船を降りる際、「MITSUKI、スッキリした?」元気よく「うんっ」と返事をしてくれました。

MITSUKIちゃんが船の船首で見せた涙を思い出し、
久しぶりに鼻の奥がツーンとした日記でございました。

心から幸せを願える自分以外の家族がいる。
本当に幸せ者でございます。

湘南の海で散骨がしたい

湘南の海で海洋散骨がしたい!
「サービスの内容を調べれば調べる程…散骨 想さんが一番親切だと思い決めました…
二組のご家族より、立て続けにそう言って頂きました。

至らないところもございます。しかし湘南の海で一番の実績と経験があることを自負しております。故人様を見送る大事な式典でございます。ご検討中のご家族様には是非、当社の海洋散骨サービスを比較ご検討頂きたいと存じます。

…5月24日、葉山から出航。
相模湾の沖合で散骨のお手伝い。
ご家族様には大変に喜んで頂きました。

現在、音響設備に力を入れております。
穏やかな海況で、お別れの場に相応しいクラシックの曲をリクエストもなく流させて頂きました。涙ある温かな散骨式となり心が洗われ、改めて音楽の力に関心させられました。

仏教的な話になりますが、天台宗の教旨で「一念三千」という言葉がございます。
日常の人の心中には、全宇宙の一切の事象が備わっているということを意味しているそうです。

ちょっと意味が分からないのですが、言い換えれば….
心には三千通りの引き出しがある。そんなところでしょうか?

人の心は触れるものによって一つの心が引き出される…
当たり前の事なのですが…

散骨のお手伝いする立場で言い換えれば、
ご遺族が何に触れたかで故人様が成仏するかが決まるという事。

「良い海況」「良い船」「良いスタッフ」そこに「良い音楽」
触れるもの全てが良ければ、必ず清々しい気持ちになれる。

「其れ即ち成仏」ということでございます。
我々スタッフは、常にご家族様を雲の上にお連れする気概で…実際には海上でございますがお手伝いをさせて頂いております。

散骨から墓じまいまで…その弐

葉山でお手伝いをさせて頂きましたご家族のお話
「墓じまいから散骨まで…その壱」
の「つづき」となります。

60歳を過ぎてからの男女出会い…
「もっと自分のために時間を使っても良いのでは?」
ご主人のそんな言葉に救われたそうです。

それからの二人は自分たちのための時間を過ごすようになり、birdウォッチングに出かけ、植物を摘み、絵を書き…そして船旅をしたり…
そんな時間を共有したそうです。

ご主人から籍を入れないか?と思いを伝えられたそうですが断ったそうです。
それは、二人が共に過ごした時間が永遠に素敵な思い出として残るようにと考えた結論だったそうです。

「遺産は君が使ってくれ」そうも言われていたそうですが、きっぱりお断りしたそうです。籍を入れれば、前の奥様や息子さんと相続などで揉めてしまうかもしれない。
そうなれば良い思い出が台無しになる。そう考えたそうです…

「お金以上に価値のある時間を17年間に渡って彼は与えてくれた。それだけで十分…
散骨は彼の遺言で、最後に私が彼にしてあげられること。」

そんな言葉が印象的でした。

入籍をしていないので「ご主人」という表現が適切かどうかわかりませんが船の上で最後、ずっとご主人の遺灰を抱きしめている姿に心が洗われました。

そこで撮った一枚の写真…
ご主人の見送りに立ち会ったお互いの息子さん。こんなハッピーエンドが世の中にはあるようです。

遺産について「そういう時はもらっておくんだよ(笑)」ご自身の息子さんには叱られたそうですが、それでよかったのだと…

映画にできそうなお二人のエピソードでござました。

終わり…

また、ここで少しお知らせを…
現在、新しいサービスを構想中です。

当社では、「まごためプラン」(仮称)と称するプランをご用意しようと考えております。それは、「孫のための置き土産」でございます。
海洋散骨で当社をご利用いただいたご家族は、自動的にそのサービスをご利用頂けるという仕組みでございます。

当社の存続する限り、お孫さんを含めご家族が安全にそして経験したことのないような海でのアクティビティを体験できるというサービスでございます。
想像ですが、個人的にあの世に居ても孫の喜ぶ声なら聞きたい…そう思うからでございます。

詳細につきましては、今後の当社HPに掲載して参りますのでしばらくお待ちください。

墓じまいから散骨まで…その壱

「墓じまいから散骨まで…」
当社の代名詞と言っても過言ではない。
そう思うほど毎日、海洋散骨と墓じまいのご相談を頂いております。

先日、葉山で心温まるご夫婦のお手伝いを致しました。
ご夫婦と言っても内縁関係…入籍は最後までしなかったそうです。
それには理由があったそうですが後ほど綴ります。

依頼者である内縁の奥様は、今のご主人の前に、先に出会ったご主人を早くに亡くし、女手ひとつで息子さんを育てたそうです。多くの時間を生活のために費やしてきた日々…そして60歳で今の内縁のご主人と出会ったそうです。

その内縁のご主人。前の奥様と子育ても終わり熟年離婚。
お互い妥協できない我慢の生活を卒業。その後に内縁の奥様と出会ったそうです。

つづく

海洋散骨のご依頼は…

当社は2隻の自社船を使い、心を込めて海洋散骨のお手伝いさせて頂いております。
2月に入り、3月のご予約やお問い合わせが増えて参りました。
海洋散骨のご依頼は、ご希望の日程やお時間があれば早めに予約状況をご確認ください。

…本日は、後部デッキで利用していただく手作り腰掛けクッションが仕上がったため、クーラーボックス本体と組み合わせ後部デッキにセットしてみました。

パイプ製の椅子や野外で使うプラスチック製の椅子など…様々試して参りましたが、結果
便利で邪魔にならない。クーラーボックスシートとなりました。
お年を召したご家族様が乗船する際、腰の負担にならず安心して座れる少し低めの高さです。たとえ激しく揺れる状況下で座っても、本体が歪んだりいたしません。
金属パーツもなく錆も劣化もない。

散骨ポイントでは、参加された全員が後部デッキに集まりますが、しっかり目の椅子を置くと実は、邪魔になり人が座らない椅子は不安定で動きやすい。
船が揺れた際、無意識に固定されてない椅子を掴もうとするため意外と危険なのでございます。

皆様に使っていただく日が待ち遠しい…そう思うところでございます。

散骨想のお手伝い…

当社、散骨想のお手伝いは、ご家族様の立場になって思考を重ねております。

冷暖房の効く船内にできるだけお座りいただくために、座席の増設工事をしております。
故人様を送る日がたとえ雨の日でも、全てのご家族が船内に入れるようにしておりますのでご安心くださいませ。

また、「高齢の参加者がいるので、夏は涼しい、冬は暖かい船室が付いた船がいい…」というもっともなご要望があります。

冷暖房が標準で付いてない車は、現在おそらく日本にはないと思いますが、冷暖房のついていない小型船舶は、今でも普通に存在します。
それは、大変に高額なオプションであったり、船の大きさや海上でのバッテリー上がりなどのリスクを伴うので、付けない選択があるのでございます。

クーラー付きのボートは、海水冷却装置を備えた大変高額な発電機か、沢山の大型バッテリーと変圧器を必要とします。

家庭用エアコンをバッテリーと変圧器で動かず方法もありますが、海上でのトラブルに繋がります。

稀に、手に入りやすいガソリン発電機をボートのエンジンルームに設置し、家庭用のエアコンをつけているボートを見かける事がありますが、気発性の高いガソリン発電機を密閉された場所に設置するので大変危険です。

当社所有のボート2隻は冷暖房完備で、どちらも安全な装置となりますが、
涼しい船内、または暖かい船内とは…小型船舶の分野ではハードルが高いのでございます。

関東で海洋散骨

本日は2組のチャーター散骨と3名の故人様を委託でお預かりし、お見送りをするお手伝いで出船。

特に本日は海が澄んでおり、とても良い委託散骨のご報告ができる写真が撮れました。
関東近郊で海洋散骨をするなら綺麗な海、相模湾。

東京、神奈川、埼玉、千葉など関東近郊で海洋散骨をお考えのご家族さまは、是非当社へお任せください。

綺麗な海での散骨

本日は3組の散骨をお手伝い致しました…
今年は、梅雨が長く、雨も多く降りました。
梅雨が明けても山やダムからの雨が流れ込み、海は濁っていましたが、
やっと落ち着いてまいりました。皆様が思っている以上に相模湾の海は綺麗です。

ご遺骨は空に浮かぶ雲のように見え、海に溶けていくかのように自然に還って行くのでございます。

株式会社墓地ナビさんの投稿 2020年8月16日日曜日