イタリアからのお客様

本日は、相模湾で出船です。
今回、イタリアから一時帰国した依頼者様。ご主人様のご遺骨を散骨しました。
ご夫婦仲良く、ウインドサーフィンを相模湾で楽しんでいたそうです。
そんな、思い出深い場所での海洋散骨。
名古屋からご親族様も駆けつけ、無事に故人様を思い出の場所から見送るお手伝いができました。
最初に、海外から問い合わせを頂き対応する経験は、過去に何度もあったのでスムーズに当日を迎えることができました。
ポイントに到着し散骨しながら、奥様が「今、何を考えているのかな?(故人様が)」と一言。ご友人が、「お昼は何食おうかな?」なんて考えてるよ。と(笑)更に、ご友人が一言。「俺も後から行くからな!」
体の芯から凍えそうな海上で、そんな会話に心温められます。

磯子区のお客様

本日も晴天。
今年2回目の出船です。
マリーナに到着した頃は北風が強く、心配でしたが時間が経つにつれ風もなくなり穏やかな一日となりました。
午前中は雲もなく、富士山も大きく綺麗に見え、故人様を見送るには良い日となりました。お子様達も終始、喜んで笑顔いっぱいでしたので、きっと故人様も笑顔で旅立たれたに違いないと思います。
ご家族を見送り、船を上げ会社、そして新宿区へ。
来月、相模湾で散骨を希望するお客様へ訪問です。
本日の移動距離約200キロ、よく走りました…

神奈川 湘南は快晴

本日、相模湾で今年初めてのお手伝いです。
富士山もはっきりと。そして空は快晴。
名古屋のお客様から香川の「金比羅宮」の黄色いお守りを頂きました。
恥ずかしながら、お客様にお守りを頂いて、この金比羅宮を知りました。香川では庵治石が有名です。
それしか知りません。この金比羅宮は海上交通の守り神として信仰されているようです。
今まで、多くの故人様のお見送りに付き添わせていただき、この海では普段から守って頂いていると思っています。
お客様にお守りを頂き更に守られます。
それは、当然、海上で無理をしても大丈夫ということではありません。
当社を頼ってきてくださるお客様がいる。そのお客様には心に残る散骨をしていただきたい。だから絶対無理はしない。結果、守られるのだと思います。頂いたお守りは目に見えるところに…感謝。
そのお客様の出船を、昨日の土曜日から本日の日曜日にずらしていただきました。結果、全てに感激していただけました。

そして、息子様を亡くされた鎌倉のご遺族様。終始笑顔でした。きっと故人様も喜んでいらっしゃると思います。悲しみも喜びも表裏一体です。

鎌倉にて

本日は鎌倉にお住いのお客様に訪問。
ご自宅での砕骨を希望。今回、海洋散骨をされる故人様は息子様で御遺影を拝見したとき、お若いので内心驚きました。
とても前向きで明るいご両親様。ご自身たちも散骨を希望されているそうです。お亡くなりになられた息子様以外に、お子様がいらっしゃるとのことで、お墓は選択肢としてなかったのか尋ねると、お墓はあり菩提寺もあるとのことでした。ですが、「子様達も結婚してないので、墓もどうなるかわからない」とのこと。
その後の、ご遺影と白木の位牌についても、どうするのかお尋ねすると、思い出の別荘でお炊き上げするそうです。
「その別荘で、子供達とよくキャンプをした」と。そして「楽しく見送ってやりたい」と笑顔で話してくださいました。
当日、お天気が良く。皆様が清々しい中でお見送りができるようお祈りしたいと思います。

散骨後のご意見・ご感想

更なるサービス向上のため、お客様に対しご意見やご感想をお伺いすることとなりました。
ご利用頂いたお客様に対し、ご協力をお願いいたします。

散骨のお手伝いが無事に終了

今日は地元、鵠沼のお客様の海洋散骨のお手伝いでした。
予報より早く雨が降り出し、雨脚が強くなってきたので、早めに出船を希望するか、中止を希望するか連絡したところ留守電話。
お客様に折り返しのお電話を頂いたときには、待ち合わせ場所に集合済み。
雨も弱まったので予定通り出船し、無事終了。
お天気は良くありませんでしたが、とても喜んで頂けました。
遺骨をご家族のご自宅へ訪問し粉状にする。また、当日の乗船サポート、船の操縦、散骨までのサポートを一貫してお客様と最後まで寄り添ってお手伝いをさせていただく。
だから喜んでいただけるのだと思います。

綾瀬市のお客様から

本日は、綾瀬市のお客様のお宅に訪問。
お客様は自宅で粉状にする作業を希望されました。
今回は、奥様のご遺骨の一部を近くの民間霊園へ。そして大半を横浜港から近い東京湾へ散骨する予定。
新規でお墓も建立し、散骨もするお客様は稀で、「何も考えてませんでした」とのことでした。
話によると霊園は、「藤沢・綾瀬ふれあいの杜」過去に霊園検索サイト墓地ナビドットコムで取り扱ったことのある霊園で、
調べによると、開園は平成17年10月。もう9年経過しています。特に大きい区画は空きが随分あるとのこと。
それはよくあることですが、計画通り完売でき安定した運営ができることを願います。

その足で某漁港へ。
今回、大型の船を散骨で使わせていただけるということで下見に。
最大搭乗人員43人!
お客様だけでも40人をお乗せすることができます。
漁船は散骨に向いていなという散骨業社がおりますが、私は一番安全だと思います。
臭いなども殆ど気になりません。個人的ですが、「漁船は散骨に向いていない」という散骨業者は疑った方がいいと思います。
本来、散骨のお手伝いは漁業従事者が行うべきだと思う所です。

サービスの内容はこれから詰めていく予定です。
不景気だから船底も1年に1回しかメンテナンスできないそうです。
漁業従事者の方々も燃料の高騰や不景気で頭を抱えているようです。
そんな、方々の力になれるサービスを展開できたらと思いました。

そして最後に、座間市へ。
委託での散骨で、ご遺骨を預かりに伺いました。
立ち上がることも儘ならない奥様。
船に乗ることは困難だと思われます。
責任をもってお見送りを代行させていただきます。

本日出船中止

本日の出船は中止。
最近、海の状況が悪く、延期になってしまうことが続いております。
前日に中止の連絡をお客様に致しました。急遽、船のメンテナンスに変更。
小傷やレーダアーチの水漏れを修繕。船内ではありませんが、ねじ穴から雨水が入りこんでいました。
11時頃までは風がなかったのですが、お昼には強風が吹き、海は時化ていました。
週末、穏やかになることを願います。

第1回「無料散骨終了」

IMG_1485初めての無料散骨が実施されました。
故人様のご家族一名を乗せ江ノ島沖へ。私の布施行はまだまだ続きそうだ。
散骨と言えば、石原裕次郎さん。1987年逝去され一部は湘南の海へ散骨されたという。
公に「散骨」という言葉を耳にしたのはこの頃なのだろうか。著名人の影響は大きいが、海への散骨はそれ以前にされていたと思う。
世界の葬送を見ると「水葬」がある。その名の通り遺体を火葬しないで海に流す葬送だ。現在の日本では死体遺棄罪となり罰せられるが、昔は一部の地域で水葬が行なわれていたそうだ。
例えば、出雲地方では子供や妊婦が亡くなった時は遺体を石棺に入れて宍道湖に沈めたそうだ。海外を見るとネパールやチベット、インドにも水葬がある。インドのヒンズー教徒は火葬後の遺灰をガンジス川に流す。幼児は火葬せず石などをくくり付け流すことがあるそうだ。火葬しない理由は、再び生を受けて欲しいという願いが込められている。

相模湾からの風景

4月に入り、本当に沢山のお問い合わせを頂いております。
心よりお礼申し上げます。
「当日、お天気が悪くなるのは仕方ないのですが、もし富士山が見えた場合どんな景色なのでしょうか?」
というお問い合わせを頂きました。
当社が撮影した実際の写真です。以下のように、とても奇麗に大きく見る事ができます。

散骨「想」撮影。富士山

こちらも当社が撮影した実際の写真。
逗子付近の国道134号線からです。富士山の下、やや右側に江ノ島が見えます。
散骨「想」撮影。サンセット