みなとみらい

本日は、一周忌の法要クルーズと他3組のご家族による散骨のお手伝い。
午前中はお天気もよく、横浜は沢山の人で賑わっておりました。東京は満開という情報でしたが、横浜の桜は二部咲というところです。桜の花芽は前年の夏に形成されその後、休眠状態になり、一定期定温にさらされる事で眠りから覚めるといいます。それを「休眠打破」といいい、厳しい冬であるほど美しい花を咲かせるそうです。人の人生も桜と同様、逆境を経験した人ほど強くなり成長する。そして人を勇気づけ幸せにすることができる…そんな桜のような人生でありたいと思うところです。
午後は、雲が広がり小雨が降ることもありましたが、全て無事終了しました。
3月は最後の31日、相模湾での1組で全件終了となり、16組のご家族による散骨に立ち会わせて頂きました。
本年度も心温まるお手紙やお言葉をたくさん頂き、多くのお客様に大変お世話になりました。この場で心から御礼申し上げます。
来年度も、弛むことなくサービス向上に努めてまいります。

http://sankotsu-sou.com/archives/1788

Posted by 株式会社墓地ナビ on 2015年3月29日

まとめて…

26日小田原の墓じまいを予定している某寺院から、見渡すことがことができる相模湾。
こんなところに住んでみたいと夢見るものの、現実を直視すると坂が多くて大変です。
今回、墓じまいをされるお客様は、お墓まいりが大変で行けなくなるという理由で、その前に改葬をご決断され当社にご依頼を頂きました。改葬申請を行い、ご遺骨を取り出し依頼者様のもとへお届けし、あとは撤去となる運びです。

翌日27日は、横浜市営久保山霊園で墓じまい。
カロートもなく骨壷は直に埋められていましたが、探すのに一苦労。
この霊園は墓地区画のそばに車両を置くことができない霊園。とにかく不便な印象しかのこらない墓じまい…
ボリュームがないお墓でほっとしました…
その帰りに府中多磨霊園へ。4/1から100㎡の墓じまいがはじまります。横浜で撤去した墓石を一時仮置き。工事札を霊園管理事務所から借り、これで準備完了です。

最後に28日の本日、町田市のお客様の散骨のお手伝いです。乗船する頃には、お天気も良くなり安心しました。
今回、亡くなられたのは、ご依頼者様のご長男。乗船前に「喉仏がとても綺麗に残っている」と斎場で言われたと自慢げに話してくださいました。最後の最後まで、自慢の息子。お別れを惜しむように散骨をされていました。
心よりご冥福をお祈り致します。

明日29日は天候はともかく早い時間に風が吹く予報。相模湾側の散骨は中止の判断をしました。
東京湾側の応援に入ります。

http://sankotsu-sou.com/archives/1786

Posted by 株式会社墓地ナビ on 2015年3月28日

陰陽の鬩ぎ合い

2〜3日間で、充実した10年間を生きた気がします。
21.22日で4組のお手伝いを致しました。そのうち22日の最後のお客様は27名。今までで最も参加された方の多い相模湾の海洋散骨。
漁業組合と交渉し船を仕立て、粗相のないよう準備し、スタッフ3名と2度3度と意見を擦り合わせ、当日を迎えました。
風や海象が変化するなか、どんなことがあっても皆様を仏の境地…仏界まで導くのが私たちのお手伝い。
当社で既に、二度ご依頼を頂いたお客様が以前、大学の教授の散骨式に参加された時のことを話してくださいました。
神奈川県のSという散骨業者で、100名規模というのもあったが準備が悪すぎてとても不快に感じたと。
提供する側の「一念」でお客様の心は「蔭」にも「陽」にもなります。
今日、幸手市のお客様のご自宅訪問の帰り道、青空と黒雲が鬩ぎ合っているのを見て、多くの人に光り与える青空でありたいと…
更に、お客様のご意見が届いており、充実感は絶頂となりました。
只々、依頼が増える状況の中で、すべてのお客様に十二分なサービスをご提供できるかが心配です…

散骨に涙あり笑いあり

本日は相模湾、平塚沖にて海洋散骨のお手伝いです。
今回の依頼者様は大家族で、ご親戚も遠方から駆けつけて来られました。
自社のボートだけでは対応できず、応援の船を呼んだ今回の散骨。
18名の予定を22名の乗船に急遽変更。船の定員はぎりぎりでなんとか出航することができました。

故人様は、ご依頼者様のご両親で、ご夫婦揃っての海洋散骨です。
ポイントに到着し、2艇に分かれお見送り(散骨)を開始。哀しみ、涙を流すご家族やご親戚もおられました。
最後に、海に浮かぶ花びらを見つめ船が旋回。ご夫婦の大自然への旅立ちを見送りました。
帰路は、お客様を喜ばせ笑顔で帰っていただけるようにしています。それは、故人様も「そう望んでいるのでは」と思っているからです。
ただ哀しみに包まれるだけの葬送ではなく、「遺された皆様が再び上を向いて歩き出せる」そんな葬送をこれからも提供して行きたいと思います。
(小西)

2日間で約400キロ

昨日は、千葉県柏市へ海洋散骨のご依頼を頂いたお客様のお宅へ訪問。
釣り好きなご主人様。生前に海に撒いて欲しいと言い残されたそうです。
今回、一部のご遺骨を東京湾にて散骨することになったそうです。
ご遺骨の大半は、ひとまずご自宅へ安置し、今後ゆっくりと決めたいと話してくださいました。
お部屋には、満面の笑みで釣り上げた魚とツーショットの写真がたくさん飾ってあり「船酔するのに、薬を飲んでまで釣りに行くんです」と依頼者様(笑)…
今回、色々散骨を行っている業者を探しだそうですが、自宅で粉骨をしてくれる点が良く、その点が決め手だったとお褒めの言葉を頂きました。

そして翌日、墓じまいの現場確認に神奈川県小田原市へ。
現地で、住職と話し「お墓を撤去されると、他の檀家さんに影響が出るので墓石は残して欲しい」と…
お寺離れに歯止めが掛からない現代で、寺院も深刻な問題となっている事が伝わってきました。

さらに茅ヶ崎にの大葉台霊園へ。墓石の匠にて…

葉山沖で散骨

本日、神奈川県横浜市鶴見区のお客様のご両親。「めおと散骨」を葉山沖でお手伝いです。
葉山から出航し葉山沖で散骨をする特別プランを今回お客様にご提供。
今回はお天気が悪くても、散骨をしたいというご希望をお伺いしていていました。
雨が降っても海が悪くなければ、問題ないと了承していたのですが、昨日の風の予報は12時台で南7m。
波は、1mのち3m。経験上、海上では10m以上吹くと判断しています。通常なら確実に中止する予報。

前日に、当社の本音(中止したい)ことや、安全にお客様を降ろしホームマリーナへ帰港することも大事な仕事ということをご理解頂き、朝7時にホームマリーナから葉山へ直行し直帰することを条件に、急遽変更し出船いたしました。

葉山沖へ到着。
故人様は、石原祐次郎さんのファンだったようで、ご依頼者様は葉山に拘っておりました。
まず、裕次郎灯台を故人様にお見せし、沖へ向かい散骨。
最後に、リクエストはありませんでしたが、普段から用意しておいた曲、「我が人生に悔いなし」を演奏させていただきました。
乗船された皆様が、感極まり涙ぐむシーンを目にし、この場に立ち会えたことを光栄に思いました。
天国で、石原祐次郎さんのコンサートがあれば、きっと最前席のいい席でご夫婦一緒にご覧になれるでしょう。
そんな事を思いました…

変化の多い海上で、献杯や散骨後の旋回、目を閉じた合掌さえも難しい場合があり「できること」「できないこと」を瞬時に判断する必要があります。そのため、決まった進行マニアルなどはありません。
お客様は様々で、散骨に至るまでのプロセスも異なります。その中で、一番良い方法を考えお客様に施していきます。
終了後に笑顔や頬を濡らすシーンを見ると良い判断をしたと自分を褒めてしまいます。
私たちは、商品をお客様に提供する仕事ではありません。「船」よりも「心」だと思っています。

常に同じ環境でない海上で行うサービスだからこそ、「施しの心」が養われ、様々な引き出しを持てるのだと思います。
表現は不適切かもしれませんが、これからも、お客様を「喜ばせる」「泣かせる」ための「引き出し」を沢山作って行きたいです。

….もう夕方ですが、雨は降ったものの、南風の強風は未だに吹かず予報は良い方に外れました。(小西)

海洋散骨 土日割プラン受付開始

3月より土日割プランのサービスが開始されます。
「土日で何故、安くなるの?普通、料金は高くなりませんか?」そんなご質問をお客様から多く頂きます。
これは小売業界と同じで、数が多ければ、一つあたりの値段を下げるのと一緒の原理です。
葬儀を除き、納骨や法事の弔事は土日に行われることが多く重なります。そこで土日に束ねることで経費の削減が行え、結果的にお客様に還元することが可能になるのです。是非、ご利用ください。

当社をご利用頂いたお客様よりご意見・ご感想のお手紙を頂くことができました。
当社ご利用の殆どのお客様は、散骨証明書を希望します。
後日発送となるのですが、その散骨証明書と共に「ご意見・ご感想」の返信用官製ハガキを同封させて頂いております。
しかし、「ご意見・ご感想」を全てのお客様から頂けるとは限りません。その中で、昨日届いたお客様の「ご意見・ご感想」をご紹介します。 (小西)

散骨。2月最後の出船

本日は相模湾にて散骨です。
天気予報では晴れとなっていましたが残念ながら薄曇りです。
横浜からお越しのお客様を乗せて定刻より少し早い出航にて沖を目指します。
お客様のご要望で以前お母様のご遺骨を散骨した海域へと向かう予定でしたが
沖に出るほど波が高くなる海況で断念、お客様のご了承を得て薄っすらと
真鶴半島が見える海域にてお父様のご遺骨を散骨して頂きました。
散骨の途中でも船が大きく揺れますが、何とかお見送りが出来ました。
以前の散骨では弊社の倍以上の金額が掛かったそうですが
今後とも企業努力を続けて参ります。(篠原)

更に、代理でお預かりした5名様のご遺骨を相模湾にて散骨致しました。
様々な理由で乗船することができない散骨。
客観的に「遺骨を処分する」そんな風に思う人の方が多いかもしれません。
ですが実情はそうではありません。ご遺骨を引き取る際には、涙を流し見送るご家族もいらっしゃいます。
その御家族の想いがあるからこそ、写真や迅速な事後の報告、場合によっては実施5分前の連絡がとても大事になってきます。
別の場所で過ごしている以上、海に還る故人様を直接お見送りすることはできませんが、直前のご連絡一本で、たとえ1000キロ離れていても想いを馳せることで同じ時間を共有することができます。
現在、委託散骨をご検討のお客様に、このようなご遺族様がいらっしゃる事を知って頂きたいと思います。(小西)

東京湾散骨

本日は、横浜港プライベート散骨です。
海は穏やかで、お天気にも恵まれました。
今回、神奈川の葬儀社様からのご紹介で当社でお手伝いさせて頂くことになりました。
厚木市にお住いのお客様で、事前にご自宅で砕骨の作業をさせて頂き本日を迎えました。
お住いの場所から相模湾の方が近いのでは?と訪ねたところ、奥様との思い出は湘南よりも横浜の方が多くあったようです。
ここ最近感じた事ですが、夏場は非常に濁る東京湾。多くの方はそれを承知で散骨します。
ほとんどは神奈川のお客様ですが、海が綺麗とか濁っているという事は関係ないようです。

話は変わりますが、仏教を象徴する蓮華は泥水から育ち綺麗な花を咲かせ、開花と同時に実をつけるそうです。
そのことから、仏教では「因果具時」と説き、因果は先後の別れがないと言います。
この横浜の海で散骨することは決まっていたという事になります…そう解釈するのも素敵ですね…

東京湾マリーナ

本日は杉並区へご遺骨の引き取り。
その後、東京湾マリーナへ船の視察で訪れました。
今回、海上パーティーなどを行う会社から、船を使ってもらいたいということで船を拝見させてもらう運びとなりました。
当社の東京湾で行う海洋散骨は、他社の協力なしで行うことができません。
自社のボートを相模湾から、東京湾へ回せば時間とコストがかかります。
企業努力もさることながら、ある程度お客様へ価格転嫁しなくてはいけない状況になります。
お客様に満足していただくためには、安全面や費用面も配慮しなくてなりません。
結論、一番近い船を利用する方法が、いちばん合理的と言えます。
今後、インターネット上で船の画像が公開できるようになれば、プランを開設致しますのでご期待ください。