今月も安全運行で無事に…

3月は回忌クルーズと海洋葬で14組のご家族のお手伝いが全て無事に終了しました。「お一人で見送るご家族」「涙するご家族」「賑やかに笑顔で見送るご家族」いろんなドラマを見せて頂きました。この一つ一つの現実ドラマが一番心に響き、そして心が浄化されます。

藤沢市に住むご家族様が今回、ご主人様と愛犬の散骨をされました。ご主人と愛犬で日本や世界を旅してきたそうです。
ある日、目にした週刊誌。写真家の藤原新也の「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」と書かれた写真と言葉に衝撃を受けたと話してくださいました。その写真と言葉には多くの非難があったそうです…

勝手我がまま我が人生。「犬に食われる」というところに目が行きそこが論点になるのですが、「犬に食われるなんて!絶対有り得ない」という人が殆どではないでしょうか。

でも、犬だって人間と同じように生きるのに必死なんだと思うのです。
目を瞑って、イメージする。自分の最後がそうなら、空の上から「腹いっぱい食べろヨ」と犬たちに言ってやりたい。

日頃、口にする「お肉」そこに命を頂くと認識して食する人はどれだけいるだろうか。「人」は命を操作する権利がどこまであるのだろうか…深い話になりそうです。

そして実際に旅をして、目にした鳥葬や水葬が更に衝撃的だったと…インドでは人生を全うできなかった人は火葬しないで川に流される。知ってはいましたが、実際に目にしたそうです。

別のご家族様の話。鎌倉にお住いので奥様のご遺骨を預かりました。
そこで2時間ほど、戦争の話をしてくださいました。還らなかった友人…人は一人では生きられない。その短い命の上に君の命がある。だから、その友人の為にも生きて欲しい。
根本的に「長生きはしたくない」という考えなのですが…
思い出すと涙が出そうです。感謝

4月も自分のために使命を全うして参ります。

http://sankotsu-sou.com/archives/2220

株式会社墓地ナビさんの投稿 2016年3月27日