散骨はグレーゾーン?

9月の24日と25日で4組のお手伝いが無事完了しました。
お孫さんの多いご家族様もいらしたので、笑顔になる魔法を掛けさせて頂きました。
きっと故人様も笑顔で見ていらしたと思います…

そして本日、川崎市営緑ヶ丘霊園と都営多磨霊園の墓じまいのお見積もりで、現地確認をしに各霊園へ。
多磨霊園は過去に何度も墓じまいを行った事があるのですが、緑ヶ丘霊園で墓じまいの実績がないため、霊園管理事務所に手続きの確認をしに行きました。窓口の方は、散骨は「グレーゾーン」なので改葬先未定ということで手続きし、遺骨を取り出してもらうことしかできないという回答。
散骨については、社会的取り決めがなくとくに土地への散骨については、度々問題が起きています。
しかし、「グレーゾーン」という言葉の表現は、適切ではないと…言葉を変えれば良くも悪くもないという事です。私が一番大事に思うことは、残された遺族が「これで良かった」と納得することだと考えています。そこで、グレーゾーンと言われたら、多少なりとも引け目を感じてしまわないでしょうか?
山を切り崩し、木を切り倒し開発される墓地は「白」で、どうして散骨が「グレー」なのでしょうか…
世界では、様々な葬送があり仏教発祥の地と言われるインドでは、遺灰をガンジス川に流しています。
地球上の生命として、人として、散骨とは自然なことだと思うのですが…
葬送に対し、この日本がもっと自由な考えをもつ事を強く願います。

http://sankotsu-sou.com/archives/2073

Posted by 株式会社墓地ナビ on 2015年9月25日